左官タッピング
左官工事における、タッピングを紹介します。
「タッピング」とは、コンクリート打設時の土間スラブ部分において、コンクリートを流し込んだ後、板状の器具(細かい網目状の金網のような物)を使ってコンクリートの表面を叩く工法です。
コンクリート打設時に、土間をならし棒(とんぼ)で、ある程度平滑に慣らした後に使用します。
叩く(タップする)ことにより、コンクリートの中に入っている気泡を外に出し、密度の高いコンクリートをつくります。
つまり、土間コンクリートに含まれる空気を適度に抜き、閉め固めるために使用します。
タッピングで柔らかいコンクリートを叩くと、大き目の砂利や石が沈むので、表面の仕上げが容易になります。
また、骨材を均一に沈めて、表層部のセメント成分濃度も均一になるため、仕上がりの色むらがでにくく、表面を綺麗に仕上げることが可能になります。
土間の金鏝押さえ仕上げなどには、最適です。
建築工事において、「タッピング」という用語には、もうひとつ、タッピングビスがあります。
このネジは締め込んだ時に、タップを切りながら締まるネジで、要はネジ溝の無いネジ穴に、ネジ自身でネジ溝を切りながら締め込むネジのことです。
関係ありませんが、ギターの弾き方のひとつに、タッピング奏法と呼ばれるものがあるようです。
下記写真は、某現場において、1階の床スラブのコンクリート打設時におけるタッピング状況です↓(クリック拡大)

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