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床フローリング接着工法

以前、同じような題名の記事を書きました↓
2007/03/10 「床フローリング張状況」

今回は、フローリング直貼りの接着工法を、一歩踏み込んで、記事にしました。

さて、おさらいですが、フローリングとは、さね加工が施されていて、表面に溝付け、塗装などの加工を施した、板状の木質系の床仕上げ材をいいます。

フローリングが、初めて国内で製造されたのは、大正初期で北海道から輸出するナラ材の端材処理でした。

その後、木材の乾燥加工技術の進歩によって需要が多くなり、フローリングの生産が盛んになりました。

近年、生産されるフローリングの種類も多くなり、従来からの単層(無垢)フローリングに加え、様々な複合(合板)フローリングも主流となっています。

さて、材料です。

公共建築工事標準仕様書によると、フローリングは、「フローリングの日本農林規格」によります。

ただし、フローリングのホルムアルデヒド放散量等は、特記によります。

特記がなければ、F☆☆☆☆とします。

フローリングは,単層フローリング(直張用)及び複合フローリング(直張用)とします。

樹種は、特記により、特記がなければ、「なら」とします。

フローリング裏面の緩衝材は,特記により、特記がなければ,合成樹脂発泡シートとします。

フローリングの接着剤は、JIS A 5536(床仕上げ材用接着剤)によるエポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系又は変成シリコーン樹脂系とします。

接着剤のホルムアルデヒド放散量は,特記により、特記がなければ,F☆☆☆☆とします。

下記写真は、矢島木材乾燥株式会社の「スクールボード」という直貼り複合1種フローリング材料と、防音木質床材直貼専用一液型ウレタン樹脂系接着剤(環境対応型、低臭タイプ、F☆☆☆☆)です↓
(クリック拡大)
フローリング材料01 フローリング用接着剤01

接着工法の手順です。

(1) 下地は、モルタル下地の類とします。

張り込むフローリングに応じた張り代が確保されていることを確認します。

特に、出入り口,框、見切り、巾木周り等の精度が確保されていることが大切です。

フローリング張りの平滑性及び接着性を確保するために必要な下地面の強度及び精度が確保され、また、充分乾燥していることを確認します。

(2) 張込みに先立ち,木理,色沢等配置よく割り付け,所定の接着剤を下地に塗布し通りよく並べ,表面に損傷のないよう押さえ,平滑に張り込む。

特に単層材(無垢材)は、色調・柄・木目等が極端な材料もあるので、材料をバランスよく敷き並べることが大切です。

(3) 接着剤は,専用のくしべらを用いて均等に伸ばし,塗残しのないよう入念に塗布します。

(4)接着剤が硬化するまで養生を行ないます。

施工後は、吸湿及び汚れを防ぎ、直射日光を避け、水の掛からないように養生紙等で養生を行なう必要があります。

現在床フローリングは、多種多様の製品が販売されており、用途にあった材料の選択が大切になっています。

下記写真は、某現場における床フローリング張り状況です↓(クリック拡大)
フローリング01
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