型枠工事 見積書

完璧な型枠工事の見積内訳書など存在しない!

投稿日:2006年12月30日 更新日:

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型枠工事の見積内訳書です。

積算をする場合、型枠とコンクリートは、一緒に数量を拾います。

建物の形状/種類により、この二つは密接な関係にあり、ある程度係数により、数量の予測が出来ます。

つまり、コンクリートを入れる器が型枠であり、コンクリートは、「m3」であらわし、型枠は「m2」で数量を表現します。

3m(横の長さ)、2m(縦の長さ)、1m(高さ)の、建物のベース基礎があるとすれば、コンクリートは、3*2*1=6m3(体積)となり、型枠は、そのコンクリートを入れる箱の面積ですから、(3+2+3+2)*1=10m2、(周長*高さ)となります。

型枠は、見積もり時は、一般型枠、打放型枠、特殊型枠等にわかれます。

他の項目として、型枠にコンクリート打設時に一緒に取付けて打ち込むものなどを入れます。

例えば、断熱材、面木などです。

下の表にも入れてあります。

以前から感じていることですが、例えば一般型枠+運搬費「m2/3,300」とした場合、この3,300円には、型枠工が施工図に基づき加工場でコンパネ等にて枠を作成し、そこから現場に搬入しその枠をいろいろな金物を使用し取付けて、支保工にてささえ、コンクリートを打設し、養生期間が過ぎたあと枠を解体し、解体した枠を加工場に下げます。

ここまでが、一色単に3,300円なのです。(コンクリート打設は、もちろん含まれていませんが)

アバウトすぎませんか?

もちろん、基礎部分と一般部で、単価を分けたり、材料と工賃で分けたりもします。

しかし、本当の原価をつかむことは、非常に難しいことです。

つまり、同じ50m2でも、平面しかない50m2と、クランクだらけの50m2では、ちがってきますし、壁の形状、スラブの形状、柱、梁の形状、開口部の個数、建物の種類、スパン、階高でもちがってきます。

型枠数量が1000m2の平屋と、同じ数量の5階建てでは、当然違います。

コンクリートの材料単価とは違うのです。

究極をいえば、前もって提出する見積書では、本当の原価は、材料代しかわからないということです。

過去のいろいろな実績、経験に基づき、例えば、

「この建物は基礎は少し複雑なので、m2/3,500円とし、開口部が異常に多いので、その部分を別項目にて型枠単価を計上し、他の一般部は、m2/2,800円とする」

このように、判断するのが、現在では、一般的ではないでしょうか。

以下、下表に関しては、次回説明致します。

B 建築工事(単価、金額は参考価格)

番号 名 称 仕 様 数量 単位 単価 金額 備考
型枠工事
A 型枠損料 一般 500 m2 3,000 1,500,000
B 型枠損料 打放し 600 m2 4,000 2,400,000
C 型枠損料 R枠 100 m2 8,000 800,000
D 型枠運搬費 1200 m2 300 360,000
E 廃材処理費 1200 m2 100 120,000
F 面木・目地棒 500 m 100 50,000
G SF板打込手間 t30基礎梁 100 m2 1,000 100,000
H 天井インサート 材工 1000 100 100,000
I 耐震スリット 鉛直 材工 200 m 1,500 300,000
J 耐震スリット 水平 材工 300 m 1,500 450,000
K 避難ハッチ打込 5 箇所 2,000 10,000
合 計 6,190,000

エクセル仮設構造物の設計例〈3〉足場工・型枠 支保工編
石井 充 東 正人
4381016874




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