建築情報「けんけんちくちく」
建築関係の方、必見です。あらゆるノウハウが満載です。工種をカテゴリー別に分類しています。作業手順などを写真、ビデオでわかりやすくまとめています。

*

梁筋組立状況

公開日: : 最終更新日:2013/12/19 総入場者数 2,455 人
鉄筋工事 , , , , , , , , , , , , , , , ,

RC造12階建マンションの、中間階の梁筋を組み立てている状況です。

これから落とし込む直前の、状況です。

鉄筋組立の工程において、柱と梁の施工は、一番決まり事も多く、大切な部分です。

最初に、継ぎ手の位置が決められています。

基本的に常時荷重に対する応力の小さい部分にて、継ぎ手を設けます。

つまり、上端筋は、柱間の中央部分(柱よりl/4以上離す)とし、(L=柱間寸法)
下端筋は、柱面より梁せい(D)以上離し、l/4以内とします。

次に定着です。

柱と梁の取合い(仕口)部分に、梁筋を決められた寸法だけのみ込ませます。

この長さを、定着長さと言います。

定着長さは、鉄筋の種類、コンクリートの設計基準強度、フックの有無にて変わります。
例えば、SD-295Aで、強度が24N/mm2、フックなしの場合、40d(dは鉄筋径)となります。

この考えは、継ぎ手長さも同じです。

柱に梁筋を定着する場合は、柱の中心軸を超えてから縦におろすという決まりがあります。

これは、なるべく梁筋の力を無理なく柱に伝えると同時に、鉄筋の曲がり部の応力集中によるコンクリートの局部破壊を避けるためです。

他にも鉄筋工事には、たくさんの決まり事があります。

下の写真は、梁筋がほとんど組み終わっています。

順番として、型枠にて、スラブおよび梁を組立ててから、梁筋を組立てます。

梁枠の中で、鉄筋を組む事が出来ないので、上部にて組立て、完成してから落とし込むのです。

そのために、鉄筋を吊っておく仮設資材が必要になります。(ウマ、ジャッキ等)

 

harikinnkumitate02

 

harikinnkumitate01




**関連記事も御覧下さい**

恥をかかないための最低限の「鉄筋圧接引張試験」知識

鉄筋工事におけるガス圧接作業に関しては、以前も記事(2007/12/14ガス圧接)に致しましたが、今

記事を読む

現場に出る前に知っておくべき「鉄筋圧接外観検査」のこと

鉄筋の圧接試験は、過去にも2回、記事にしています。 「鉄筋圧接引張試験」と、「鉄筋圧接部超音波

記事を読む

柱筋組立状況

柱の鉄筋組立て状況を紹介します。 RC造の柱部分に、組立てる鉄筋は、主筋と帯筋(Hoop)に、分け

記事を読む






  • にほんブログ村 住まいブログ 建築工事現場へ にほんブログ村 企業ブログ 建設業へ
トップへ戻る ↑
Designed by Kjpargeter / Freepik