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帳場の一日(その6)安全協議会

公開日: : 最終更新日:2013/11/26 総入場者数 527 人
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帳場の一日シリーズ第6回です。

明日は、昼から当現場の、第3回安全協議会の予定です。

この現場では、月に一度、第2週の火曜日にこの会を開催しています。

内容は、その月の作業内容に合わせた安全留意事項の確認が主です。
参加者は、各工種関連協力会社の安全担当者及び現場職員です。
主任が、副所長に、明日の協議会資料を持っていきました。

主任

「副所長、明日の協議会資料に目を通して置いていただけますか?」

副所長

「わかった。そこにおいといてくれ。
ところで、鉄骨業者はもちろん出席するんだろうな」

主任

「はい。○○安全課長が来る予定です」

副所長

「鉄骨工事の、安全作業手順を、明日の最重大項目にしようと考えているので、職長と安全課長は、必ず出席するよう再連絡しておくように」

主任

「はい。わかりました」

当現場は、「高所作業の落下防止」を全工程通しての最重点項目にしています。
そういう意味においても鉄骨建方作業は、非常に危険な作業のひとつであり、より綿密な安全対策が必要になります。

工事現場の、帳場の主要な仕事の内容は、4つ『施工管理』『工程管理』『安全管理』『原価管理』という事を以前(帳場の仕事)書きましたが、そのなかのひとつ「安全管理」がまた重要な仕事のひとつです。

ひとつの現場において、安全大会、安全協議会、安全パトロール、安全日誌、所長安全巡視、KY教育、リスクアセスメント、ヒヤリハット運動、労働安全衛生法、等のいろいろな事故を起こさないための、予防手段及び、定められた法律があります。

徹底的に行うと、仕事量は莫大になります。

「安全第一」とは、安全を何よりも重要に考えるという意味の標語(スローガン)です。

意外にもアメリカにおいて誕生した標語といわれています。

1900年初頭、US鉄鋼社において、多くの労働災害が発生しており、当時の「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の経営方針を抜本的に変革し、

「安全第一、品質第二、生産第三」となりました。

以降、時代背景にもマッチし、このスローガンは世界中に広まりました。

日本においても、安全第一の標語は工事現場や工場などで数多く必ず、掲示されています。

しかし、100年前迄は、安全は第一ではなかったのです。

わたしは、100年後の、労働作業場においては、安全第一のスローガンはなくなり、異なる標語が掲示されているのではないかと予想します。

(もちろん勝手な推測です)

それでは、なにが一番第一になるのでしょうか。

それは、人権ではないでしょうか。

「人権第一」です。

どうでしょうか?

話を戻します。

いくらお金と時間をかけて、安全活動を行っても事故は起きるし、まったく何もしないで事故の起きない場合も多々あります。

ここが一番難しい所でもあり、安全が後回しになり、置き去りになってしまう要因ではないでしょうか。

現場員がやりがいと喜びを感じるあらゆる種類の仕事の中で、安全管理という項目は、そのような充実感に浸るのが、非常に難しく、工程管理、施工管理、原価管理に対する考え方、手法とは、異となるものと考えます。

これを逆に考えると、安全管理に対しても、やりがいと喜びを感じれば良いのですが。。。。

いずれにしても、マネジメントする立場として、安全な現場を保持するだけでなく、トレーニングやミーティングなどを通じ、どれだけ作業所にて働く全員に対し、安全を教えてきたかという具体的な証拠を備えていないといけないと考えます。

(もちろん法遵守においても)

第3回安全協議会の様子です↓

安全協議会01
中小企業における安全衛生の進め方改訂2版




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