土工事

山留工事(その2)

投稿日:2007年4月14日 更新日:

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前回「2007-03-31」に引き続き、山留工事です。

親杭横矢板工法を、紹介します。

この工法は、山留工法では最も一般的なものです。

鉛直に設置した親杭(レール、H鋼等)に、掘削の進行に伴って横矢板をかませ、山留め壁としながら掘り進む方法です。

止水性はありませんが、比較的硬い地盤でも、多少の玉石層でも、施工は可能です。

打ち込み時の、振動/騒音が問題になる場合がありますが、オーガー等の削孔併用で低減が可能になります。

ヒービング現象(矢板背面の土の重量によって掘削底面内部に滑り破壊が生じ、底面が押し上げられてふくれあがる現象)の起る様な軟弱粘土層には不適です。

今回施工しているのは、親杭が300*300H鋼+木製横矢板厚さ40mmです。

山留めの管理としては、計測管理が一般的です。

目的は、周辺地盤、隣接構造物、地中埋設物の沈下・移動及び土圧・水圧、山留め架構の応力、変形等を測定し、計画上の諸条件と比較検討して、山留めの崩壊、隣接構造物の転倒、地中埋設物の損傷、周辺地盤の障害の危険を事前に把握して、速やかに対処する事です。

計画で最も重要な事は、計測結果に対して、適切な判断をする事であり、あらかじめ限界となる値を定めておき、その値に近づいてきたとき、具体的な措置がとれるよう準備しておく事です。

通常、山留め壁頭部の移動量を、トランシット、下げ振り等により測定します。

いずれにしても、様々な諸条件を充分把握し、安全第一で施工管理する事が大切であると考えます。

下の写真は、掘削しながら、矢板を入れ込んでいる作業状況です↓

矢板01
掘削と土留め
★★★仮設構造物の設計新刊です(2007年4月発行)




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