建築情報「けんけんちくちく」
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建築現場の鉄骨工事における「高力ボルト接合状況」

鉄骨建て方時の、ボルト接合状況です。

高力ボルト接合には、摩擦、引張り、支圧接合の3種類の方法があります。

現在最も普及している方法は摩擦接合です。

高力ボルトの種類は、トルシア形とJIS形に分けられます。

トルシア形は、ボルトの締め付けにより、ボルト頭のチップ部分等が破断する事によりボルトの締付けが確認できます。
このボルトは、日本鋼構造協会の規定により製造されています。
ボルトの取り扱いは、包装のまま施工場所まで運搬し、施工直前に包装を解きます。

包装を解いて使用しなかったボルトセット(ボルト、ナット、座金)は、再び包装して保管をします。
締付けとしては、本接合に先立ち、仮ボルトで締付けを行い、板の密着をはかります。
その後、ボルトの長さ、材質、呼び径等が施工箇所に適したものである事を確認します。

ボルトを取付け、一次締め、マーキング及び本締めの順にて施工します。
1群のボルトの締付けは、群の中央部より周辺に向かう順序で行います。
本締めは、標準ボルト張力が得られるよう、下記方法により施工します。

トルシア形は専用レンチを用いてピンテールが破断するまで締め付けます。

JIS形は、トルクコントロール法又はナット回転法で締め付けます。
締付けの確認は、トルシア形の場合、完了後に、一次締めの際につけたマーキングのずれ、ピンテールの破断等により全数本締めの完了した事、とも回り及び軸回りの有無、ナット回転量並びにナット面から出たボルトの余長を確認します。

JIS形においても、マーキングのずれ、とも回りの有無、ナット回転量及びボルトの余長を確認します。
作業環境としては、温度が0°C以下になり着氷の恐れがある場合には、原則として締め付け作業は中止とします。

下の写真は、鉄骨造建築物にて、高力ボルトを専用工具にて締め付けている施工状況です↓
(クリック拡大)

鉄骨ボルト03 鉄骨ボルト02
鋼構造の性能と設計




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