鉄筋工事

柱筋組立状況

2007年9月22日

柱の鉄筋組立て状況を紹介します。
RC造の柱部分に、組立てる鉄筋は、主筋と帯筋(Hoop)に、分けられます。
主筋を立て、帯筋を巻きます。
施工管理しなければならない項目として、下記があげられます。

1.主筋の本数、太さ
2.帯筋の太さ、ピッチ
3.かぶり厚さ
4.継ぎ手、定着長さ、位置
5.隣り合う鉄筋の離れ寸法
6.梁との仕口における、帯筋の適正配置
7.柱頭部フック形状
8.柱上下断面寸法違いによる折曲加工
などなど

最近は、鉄筋量も増えてきていますので、とくに「5.隣り合う鉄筋の離れ寸法」には、注意を払う必要があります。
鉄筋相互のあきは、下記の値のうち最大のものとします。

1.コンクリート粗骨材の最大寸法の1.25倍
2.25mm
3.隣り合う鉄筋の平均径の1.5倍

「8.柱上下断面寸法違いによる折曲加工」も大切な部分です。
一般的に「柱をしぼる」と言いますが、柱筋の位置の確保に、注意を払わなければなりません。
下記写真は、一般的なマンションの柱に、帯筋を巻いている作業状況です。

柱筋組立01
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