杭工事です。
基礎杭工の本工事の前に、杭の打込み作業や杭の支持力を検討するために、杭打ちする試験用の杭を「試験杭」と称します。
実際に用いられる多くの基礎杭から少数を選び、試験杭とするのが通常です。
支持層が、地盤調査結果通りかを、確認する事も目的のひとつになります。
設計柱状図と対比する事で支持層との相関関係を確認します。
一般的に、試験杭は、構造物毎に打設開始1本目を試験杭とします。
試験杭は設計柱状図ボーリング位置に近い場所で行います。
杭の試験管理項目は下記に記す項目で行い、施工工程毎に施工状態を記録し施工管理を行います。
施工管理項目
1 杭番号
2 施工年月日
3 杭仕様(掘削径、掘削長、鋼管杭径、鋼管継ぎ明細、etc)
4 杭の偏芯量
5 杭の傾斜
6 オーガー駆動装置の電流値(場合により)
7 施工深度
8 支持層管理値
9 溶接部の検査(カラーチェック)
10 溶接部の検査(放射線透過試験・超音波探傷試験)
11 その他必要と認めたもの

試験杭は、工事開始の一番最初に行うことが多く、設計監理立会にて確認をします。
土中の地質がどのようなものなのかは、これから先の杭工事、土工事にも影響してきます。
よって、毎回、毎回緊張することが多いです。

下記写真は、某現場において、既製杭+セメントミルク工法にて杭を打設する際に、試験杭を施工している状況です↓
(クリック拡大)

試験杭01 試験杭02

地質確認状況です↓
試験杭03

杭を挿入しています↓
試験杭04 試験杭05
杭の工事監理チェックリスト

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