土工事

ビデオで学ぶ建築現場「埋戻転圧状況」

2012年1月28日

今回は、建築工事現場における、埋戻し(うめもどし)状況を、ビデオにて紹介します。

以前、土工事「埋戻転圧状況」という記事(2007年1月8日)にて、埋め戻し手順などを、紹介しました。

埋戻しとは、建築物の基礎及び地下工事が終わった後の空隙部分に、土砂を埋め戻して現状に戻すことを指します。
使用する土(埋め戻し土)は、根切り(掘削)土、または購入土などを、使用します。

さて、紹介するビデオは、某建築工事現場の埋め戻し状況です。

「You Tube」に、アップしました。
早速ご覧ください↓(表示されない場合は、再読込して下さい)

今回のビデオでの埋戻しは、ホイル式バックホウを使用しています。
この機械は、地盤のよいところで機動的に利用され、道路沿いの付帯工事などでよく使われます。
なんといっても、道路を自走できるところが、長所ですね。

また、バックホウが入って行けない箇所は、レッカーにモッコを使い、埋戻しをしています。

表面の転圧には、ランマ―プレートを使用しました。
転圧手順は、過去記事土工事「埋戻転圧状況」を御覧ください。

埋め戻し作業において、
掘り起こした土は、堅さや粒度が埋め戻しに適さない場合も多く、そのような場合は、搬送して再生または処分します。
また、敷地内に掘削土を仮置きする場所が確保できない場合も、場外搬出となります。
他に、その場で土質を改良(土壌改良)して、埋設用に適した土として再利用することもあります。

もちろん掘削規模に応じ、十分な締固め(転圧)が必要となります。
これらの作業手順を含め、土質などを検討し、適切な計画のもとに、施工することが大切です。

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