結露

結露について(その序章)

2006年9月28日

結露について、しばらく書こうと思います。

表面結露の発生は、居室内の湿度(水蒸気量)と、壁面等の温度に密接な関係があり、一概に湿度が何パーセント、温度が何度になると必ず発生するものではありません。

温度が高くなるほど、その空気内に含みうる水蒸気量は大きくなりますので、生活により、かなりの水蒸気量を発生させても結露しにくいことになります。(夏の場合など)

逆に温度が低くなれば、飽和できる水蒸気量が少ないので、少量の水蒸気発生により、それ以上水蒸気をふくみきれなくなり結露することになります。

冬期間の表面結露の発生で重要な要点は、室内の空気温度より壁面の温度の方が低いということです。
(壁面が外気により冷やされているため)

つまり室温は暖かく、水蒸気をある程度含める状態にあっても、壁面附近(境界面)の空気温度は低いため、その部分の含める水蒸気量は少ないことになります。
その部分により多くの水蒸気を与えると含み切れなくなり表面結露を発生させることになります。

つづく。。。。。

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