内装工事における、下地壁を作成する工法の一つに、「GL工法」があります。
RC造における、GLボンドによる石膏ボ−ド直張工法(石膏ボ−ドの石膏系接着剤による直張工法)です。
メリットとして、下記があげられます。

1.下地調整、下地の骨組みが必要ないので、作業が省力化されます。
2.トータル的にコストダウンになります。
3.工期短縮につながります。

デメリットは下記です。

1.カビや遮音などの問題が出てくる可能性が多い。
2.下地の骨組みをしないので、壁面取り付け物は、施工前に下地を取り付ける必要がある。

施工手順を説明します。
1.下地面の付着物などを取り除き清掃する。
2.下地の凹凸を計算に入れて床、壁などに仕上げの墨出しを行う。
仕上がり面での寸法は、最低ボード厚+3mm以上であればよいが、標準として、9.5mmで20mm、12.5mmで25mmとする。
3.接着剤を水で練り合わせる。
練り具合は、やや固めにして、塗り付けた時点で、垂れない程度とする。
4.コテでコンクリ−ト面にダンゴ状に塗りつけていきます。
一度に塗る分量は、1時間以内に使い切れる量とする。
5.ボ−ドを壁に押しつけるようにし、軽く定規などでたたいて徐々に接着させながら、墨線に合わせていきます。
特に、ジョイント部分の目違いと壁面全体の不陸を確かめながら張付け作業を進めます。

施工上注意すべき点は、下記です。
1.ボード接着の際、床面からの水分の吸い上げを防ぐためくさび等をかい、床面から10mm程度浮かして貼付ける。
2.張り付けたボードは、接着剤が硬化するまで、動かさないように十分注意する。
3.接着剤は乾燥が遅いので、表面仕上げを通気性のないビニルシート、塗料等とする場合には、接着剤が十分に乾燥してからでないと、ボードの表面が湿り、シートの接着剤が腐敗、変色してシートにまだら上の汚れ等が生じるので注意する必要があります。

下記写真は、ボンド材料と、塗布状況です。
GL工法02 GL工法01
内装工事をはじめ、家具・建具の製作用に適しています。速乾ながら、はり合わせ可能時間が長く…





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