鉄筋を組み立てる際の大切な注意事項として、かぶり厚さ確保があります。
コンクリートと鉄筋との付着を確保し、鉄筋の腐食を防ぎ、火災に対して鉄筋を保護するためには、鉄筋をコンクリートで十分に包んでおく必要があります。
一言で言いあらわせば、かぶり厚さ確保の理由は、耐久性の確保です。
コンクリート中に配置される鉄筋の最外面からコンクリート表面までの距離、すなわちかぶり厚さが、施工基準で厳密に規定されています。

少し詳しく説明します。
鉄筋が錆びてしまうと膨張して、コンクリートを破壊します。
コンクリート自体は、非常に強い塩基性(アルカリ性)物質で構成されています。
その為、鉄筋がコンクリートに包まれると、そのアルカリ性により、表面に錆びにくい不動態皮膜が形成され、錆びにくくなります。
しかし、コンクリートは空気に触れる表面部分から、空気中のCO2と反応し、塩基性の基である水酸化カルシウムが、炭酸カルシウムに変化していき、そのアルカリ性を失っていきます。
これが、コンクリートの中性化です。
中性化が進行することにより、鉄筋が錆びて、コンクリートの強度にも影響してゆきます。

下表は、かぶり厚さの仕様書に記載されている基準値です↓
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ワイヤメッシュ(溶接金網)を、紹介します。
建築物構築において、ワイヤメッシュは主に、コンクリートのひび割れ防止等に使用されます。
構造体としては、鉄骨造デッキプレートのスラブ等に敷込み、使用することもあります。
材質は、鉄とステンレスの2種類があり、大きさの一般的な種類は、6*100*100、6*150*150、3*100*100(それぞれ、太さ*升目の大きさ)などがあります。
製品1枚の標準規格寸法は、網幅1m×網長さ2mおよび網幅2m×網長さ4mです。
上記以外の寸法については注文生産となるようです。
製作方法は、縦線と横線を直角に配列させ、交わった点を電気抵抗溶接して製造します。
線径2.0mm以下の溶接金網は、ファインメッシュ金網となります。
敷き込む際の、溶接金網の重ね継手については、日本建築学会「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」によると、下記の規定があります。

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柱の鉄筋組立て状況を紹介します。
RC造の柱部分に、組立てる鉄筋は、主筋と帯筋(Hoop)に、分けられます。
主筋を立て、帯筋を巻きます。
施工管理しなければならない項目として、下記があげられます。

1.主筋の本数、太さ
2.帯筋の太さ、ピッチ
3.かぶり厚さ
4.継ぎ手、定着長さ、位置
5.隣り合う鉄筋の離れ寸法
6.梁との仕口における、帯筋の適正配置
7.柱頭部フック形状
8.柱上下断面寸法違いによる折曲加工
などなど

最近は、鉄筋量も増えてきていますので、とくに「5.隣り合う鉄筋の離れ寸法」には、注意を払う必要があります。

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スラブ配筋状況です。
梁配筋が完了するとスラブ配筋に入ります。
通常、コンクリート打設前の最後の作業です。
この作業体勢は、腰に悪いですよね。
ここで言うところの、「スラブ」とは、床や屋根、ひさしの部分をさします。
スラブの配筋は、主筋(短辺の方向の鉄筋)と配力筋(長辺の方向の鉄筋)で構成され、開口部等で補強の鉄筋が入る部分もあります。
下端主筋、下端配力筋、上端配力筋、上端主筋の順番で配筋を行います。
四方が梁で囲まれていないスラブ、大梁から張り出しているような1方向だけで受けているスラブのことを、片持ち(キャンテ)スラブと呼びます。

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