今回は、技術的なことは別として、私の大好きな写真をテーマに思うままに書いてみます。
早速紹介するのは、下の写真です↓
(クリック拡大)
或る晴れた日に、コンクリートを打設しています。
確か8階建のマンションで、最上階のコンクリートだったと思います。
15年ほど前でしたか。
秋晴れのとても良い天気でした。
地方の現場で、単身赴任をしていました。
この写真を見るたびに、当時の情景が思い出されます。
建物のバックに見え隠れする山々、田んぼ、畑。。。
それらとともに、当時一緒に働いていた同僚達、泊まっていた民宿のおばちゃん、たまに出かけた飲み屋街、美味しかった焼肉屋さん。。。
コンクリート打設は、天候に左右されます。
雨の日は、床の左官押さえができません。
コンクリートが、雨のため洗われて、砂と骨材に分離されてしまいます。
当然、コンクリート強度などの品質にも影響します。
気持ちの良い晴れた日は、人の心も高揚させます。
特に外で働いていると、気のもちようが違ってきます。
ポンプ車2台で打設しているということは、たぶん、この日のコンクリートは300㎥程度あったのでしょうか。
写真の状況から、打設が完了するちょっと前でしょう。
午後3時頃でしょうか。
最後のコンクリート材料の数量調整にかかっていて、生コン工場と連絡を取り合っている最中でしょう。
このあと左官の仕上げが完成する頃は、夜になっていたでしょう。
当時、彼ら左官工達に、晩飯を差し入れたりしていました。
こうして、何十人、何百人の人達の力で、ひとつの建物が完成してゆきます。
この1枚の写真で、私はいろいろな想いを馳せることができるのです。
空の青色が、コンクリートの肌の色まで染めています。
むかしむかしの、とてもとっても天気の良い日のコンクリートでした。
図解入門 よくわかるコンクリートの基本と仕組み―発注者も施工者も知っておきたい基礎知識 (How‐nual visual Guide Book)
【代引送料無料】【動画】【WPM-70A】ミナトオリジナル!固定ピン加工済のコンクリートミキサー…
いつものように、コンクリート打設です。
今回も、ビデオにて紹介します。
打設箇所は、土間(1階床)です。
最後に、トロウェルを使って、コンクリートを押さえています。
それでは、早速ご覧ください。
コンクリート打設は、建築工事現場の中で一つの工程の区切りとなる、大切な作業です。
図解入門 よくわかるコンクリートの基本と仕組み―発注者も施工者も知っておきたい基礎知識 (How‐nual visual Guide Book)
【代引送料無料】【動画】【WPM-70A】ミナトオリジナル!固定ピン加工済のコンクリートミキサー…
コンクリートに関する記事は、今まで多々アップしています↓
カテゴリー「06.コンクリート工事」
その内容としてはおおきくふたつ、コンクリート試験関係とコンクリート打設関係に分かれています。
今回は、基礎コンクリートを打設している状況を、ビデオで紹介します。
一般的にコンクリート打設には下記のような道具・材料・資格が必要となります。
- 使用機械 ブーム付ポンプ車(過去記事コンクリート打設ポンプ車)
- 使用工具 スコップ、ジョレン、木槌、バケツ、洗車ブラシ、バイブレーター(過去記事コンクリートバイブレーター)
- 使用材料 コンクリート、モルタル、水
- 保護具 ヘルメット、安全帯、長靴、ゴム手袋
- 資格・免許 玉掛技能講習修了者、圧送技能士
- 作業人員 3~15人程度
作業の安全チェックポイントは下記になります。
1.作業前のミーティングを行う。
・新規入場者のチェック(安全書類等)
・氏名、年齢、住所
・各自、作業前に正しい服装、保護具の着用を点検する。
・各自、作業前に作業場所の安全確認の上、作業を行う。
・作業分担を決め、作業方法、手順を全員で確認する。
・関係職種、業者全員による連絡調整を行う。
・近隣、第三者への措置を確認する。(元請、下請け業者共)
2.図面、仕様の確認。
・打設計画図及び計画書による打合せを行い作業手順に基づいて、打設する。
3.有資格者の確認をする。
・玉掛け技能講習修了者。圧送技能士。
4.機械工具の点検をする。
・打設中の型枠支保工の異常対策を決めておく。
・工具の数量及び予備の確認をする。
・電動工具のスイッチ、キャプタイヤコードを点検し、絶縁状態を測定確認する。
5.ポンプ車の始業前点検をする。
コンクリート打設の一番のポイントは、コンクリートを、十分に締め固め、鉄筋の周囲や型枠の隅々に行き渡るよう施工することです。
コンクリートを型枠内にまんべんなくいきわたるように打設することです。
そのことに関しての技術については、私の以前の記事でも書いています。(コンクリート打設)
それでは、某建築工事現場の、基礎コンクリート打設状況をご覧ください↓
「ザ・生コン」―知っていそうで知らない生コン打設の技術
危険予知用品・黒板最安値!【コンクリート打設撮影用黒板】 ホワイトボード 450×600mm 【…
カテゴリー「05.建設リサイクル法」を新設してから、半年経ちます。
今回は、肝心のこの法律の基本に関して簡単に記述いたします。
この法律(建設リサイクル法)は、平成12年5月24日、第147国会において成立、5月31日に完全実施されました。
その概要は、
- 建築物等に係わる分別解体等及び再資源化等の義務付け
- 分別解体等及び再資源化等の実施を確保するための措置
- 解体工事事業者の登録制度の創設
- 再資源化及び再生資材の利用促進のための措置等
となります。
当時は、講習会などがたくさん開かれ、この新しい法律に関して理解をしてゆきました。
もう少し、ごくごく簡単に表現すると、
「コンクリート、アスファルト、木材など特定資材を用いる建築物を解体する際に廃棄物を現場で分別し、資材ごとに再利用することを解体業者に義務づける」
このような法律です。
この法律ができた経緯が、環境省のホームページに掲載されています。(抜粋↓)
近年、廃棄物の発生量が増大し、廃棄物の最終処分場のひっ迫及び廃棄物の不適正処理等、廃棄物処理をめぐる問題が深刻化しています。
建設工事に伴って廃棄されるコンクリート塊、アスファルト・コンクリート塊、建設発生木材の建設廃棄物は、産業廃棄物全体の排出量及び最終処分量の約2割を占め、また不法投棄量の約6割を占めています。
さらに、昭和40年代の建築物が更新期を迎え、今後建設廃棄物の排出量の増大が予測されます。
この解決策として、資源の有効な利用を確保する観点から、これらの廃棄物について再資源化を行い、再び利用していくために、建設リサイクル法が制定されました。
それでは、もう少し掘り下げてみてゆきます。
A.一定規模以上の建築物や土木工作物の解体工事、新築工事等では、分別解体と再資源化の実施義務があります。
一定規模以上の建築物や土木工作物の解体工事、新築工事等(対象建設工事)については、その建築物等に使用されているコンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート(特定建設資材)を現場で分別することが義務づけられました。
また、分別解体をすることによって生じたコンクリート廃材、廃木材、アスファルト廃材(特定建設資材廃棄物)について、再資源化が義務づけられました。
ここで言うところの一定規模以上の規定が下記条文です↓
対象建設工事(第9条)
特定建設資材を用いた建築物等の解体工事及び特定建設資材を使用する新築工事であって、その規模が一定基準以上のものをいいます。
- 床面積 の合計が80㎡以上の建築物の解体工事
- 床面積の合計が500㎡以上の建築物の新築・増築工事
- 1・2以外の建築工事で請負代金額が1億円以上の工事
- 建築物以外の工作物の解体工事または新築工事等で請負代金額が500万円以上の工事
ここは非常に大事な条文なので覚えておくと役立つでしょう。
ここまで何度が出てきている「特定建設資材」の定義は、次の4品目です。
1.コンクリート
2.コンクリート及び鉄からなる建設資材(RC造を解体した鉄筋混じりのコンクリートガラ等)
3.木材
4.アスファルト・コンクリート
次に、届出に関してです。
B.対象建設工事の届出等
第10条 対象建設工事の発注者又は自主施工者は、工事に着手する日の7日前までに、主務省令で定めるところにより、次に掲げる事項を都道府県知事に届け出なければならない。
(1) 解体工事である場合においては,解体する建築物等の構造
(2) 新築工事等である場合においては,使用する特定建設資材の種類
(3) 工事着手の時期及び工程の概要
(4) 分別解体等の計画
(5) 解体工事である場合においては,解体する建築物等に用いられた建設資材の量の見込み
(6) その他主務省令で定める事項
2 前項の規定による届出をした者は、その届出に係る事項のうち主務省令で定める事項を変更しようとするときは、その届出に係る工事に着手する日の7日前までに、主務省令で定めるところにより、その旨を都道府県知事に届け出なければならない。
3 都道府県知事は、第1項又は前項の規定による届出があった場合において、その届出に係る分別解体等の計画が前条第2項の主務省令で定める基準に適合しないと認めるときは、その届出を受理した日から7日以内に限り、その届出をした者に対し、その届出に係る分別解体等の計画の変更その他必要な措置を命ずることができる。
なお、私が働いている北海道の場合、この届出は、札幌市のみ様式が多少違うのです。
皆さん方の地域ではいかがでしょうか。
詳しい情報がありましたら、御教授ください。
簡単にさわりの部分、基本的な事項に関して説明しました。
今後、この法律は、徐々に熟成し、完成されてゆくと思います。
現に、毎年のように、更新されています。
私は、この分野は得意ではないのですが、勉強してゆかなければと感じております。
「国土交通省のリサイクルホームページ」は、いろいろな事項が分かりやすく書かれています。
当然最新情報ですので、頻繁に覗いてみることをおすすめします。
建設リサイクル法に関する工事届出等の手引(案)
【送料無料選択可!】廃棄物処理リサイクル法令ハンドブック (単行本・ムック) / 溝呂木 昇 編著
サイト内検索
カテゴリー
月別記事
最新コメント
- コンクリート圧縮強度試験 に kazzzz より
- コンクリート圧縮強度試験 に sinntoku より
- 鉄筋圧接部超音波探傷試験 に kazzzz より
最新 24時間 人気記事ベスト5
- 軽量鉄骨壁下地: 205 view(s)
- 軽量鉄骨天井下地(LGS工法): 182 view(s)
- 塗膜防水工法(ウレタン防水): 148 view(s)
- コンクリート圧縮強度試験: 132 view(s)
- 現場経費と一般管理費: 131 view(s)
スポンサー











