今まで、いろいろな仮設工事を紹介してきました。
今回は、ゲートです。
現場着工時には、いろいろなことをしなければなりません。
ここに書き出すときりがないのですが、そのなかで工事をおこなう敷地を、安全に囲う仮設施設があります。
一般的に「仮囲」等と呼んでいますが、現場を第3者災害から守る意味でも非常に大切です。
現場により、いろいろな方法(万能鋼板、なまこ板、バリケート、コンパネ張り、単管+メッシュシート貼)がありますが、今回は囲いの出入り口に取付ける「仮設パネルゲート」を紹介します。
仮設パネルゲートには、パネルゲートとキャスターゲートがあります。
パネルゲートには、アルミ製、シート貼り、メッシュパネル等、
キャスターゲートには、パネル付キャスターゲート等があります。
現場の状況、場所、期間、その他の条件を充分加味しながら、適切な仮囲いをおこない、適切なゲートを選択しなければなりません。
下記写真は、某現場における仮設パネルゲートの設置状況です↓
万能鋼板に取付けています。
(クリック拡大)

柱、基礎型仕様の場合は、基礎工事が必要です。
基礎を施工してから柱を建て設置します。
設置基準に従い、特に強風には注意を払わなければなりません。
外観で、塩ビ素材で、パネル面にUV加工処理を施してある製品もあります。
汚れが付きにくく、紫外線による劣化防止にも機能を発揮します。
また、パネルの厚さを従来の半分、重さも軽減しとても軽量な製品も出回っています。
いろいろなゲートのフリーCADデータが、下記サイトにてダウンロード出来ます↓
CAD-data.com
最近は、機能性、簡易性、耐風性などなど、とてもいろいろな仮設ゲートが出てきています。
「仮設パネルゲート」で検索してみてください。
コンクリートブロック(CB)工事に関しては、過去に二度記事にしております。
屋上花壇ブロック積と、コンクリートブロック積です。
今回は、写真を豊富に取り混ぜ、一段階掘り下げて説明してゆきます。
それでは、最初に材料です。
コンクリートブロックはその圧縮強度等によって、A種、B種、C種の3種類に分類されており、C種が、最も性能が良いブロックです。
基本的なブロックサイズは390mm*190mmで、厚みは100・120・150・190mmと4種類になります。
このことは、以前の記事にも書きました。
下記写真は、某現場にてコンクリートブロック材料搬入状況です↓
(クリック拡大)

はじめに、縦の鉄筋を溶接します。
両面5d以上又は片面10d以上のアーク溶接を行う場合にかぎり、継手を設けることができます。
下記写真は、鉄筋溶接状況です↓
(クリック拡大)

ブロックを積む際に必要な鉄筋は、縦筋と横筋です。
それぞれピッチは、400mmと規定されています。
縦筋に倣ってブロックを積んでゆき、2段ごとに横筋用ブロックを使用し、鉄筋を横に挿入します。
壁鉄筋の重ね継手長さは40dと決められています。
下記写真参照↓
(クリック拡大)

コンクリートブロックは目地をモルタルで作り一つ一つ積み上げていきます。
そのため、目地のモルタルの硬化時間があるため、1日にあまり高く積んでしまうとコンクリートブロックの重みで目地がつぶれてしまいます。
よって、1日に積み上げられる高さは8段(1.6m)までと決まっています。
下記写真は、ブロックの目地を目地ゴテを使用して仕上げている(化粧目地)状況写真と、一日の積み上げ完了写真です↓
(クリック拡大)

開口部の上部には、臥梁(がりょう)を設置します。
これは、煉瓦造り・ブロック造りなどの組積造で、壁の頂部をかためる水平のはりのことを言います。鉄筋コンクリートで作り、階の継ぎ目、屋根の下などに設けることが多いです。
ブロック壁の窓などの開口には、アングル(スチール製)を使用することもあります。
このようにして、ブロックを一枚ずつ積み上げてゆき、完成します。
下記写真は、積み上げ状況と、完了写真です↓
(クリック拡大)

どこかの現場でブロックを積んでいる作業を見かけたら、しばらく観察してみてください。
職人さんの手際の良さは、技術と熟練度の高さを、とても感じます。
最近、いろいろな乾式工法により、ブロック積みは少なくなってきている気がしますが、いつまでも残ってほしい工種のひとつです。
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コンクリートブロック施工、第2弾です。
以前の記事(コンクリートブロック積2008/4/5)は、ここしばらく人気記事Top3を堅守しておりますが、そのときに書ききれなかった施工指針を記述致します。
それでは、CBを施工する際に、使用する鉄筋の加工及び組立事項です。
(a) 一般事項
(1) 主筋は,原則として,ブロック中心部に配筋し,構造体に定着します。
なお、主筋には継手を設けてはいけません。
ただし、帳壁の場合は、両面5d以上又は片面10d以上のアーク溶接を行う場合にかぎり、継手を設けることができます。
(2) 壁横筋は、壁端部縦筋に180°フックによりかぎ掛けとします。
ただし、直交壁がある場合は、直交壁に定着又は直交壁の横筋に重ね継手とします。
(3) 壁鉄筋の重ね継手長さは40dとし、定着長さは、下記によります。
(ⅰ) 帳壁配力筋の構造体部分への定着長さは、25dとします。
ただし、監督職員の承諾を受けた場合は、あと施工アンカーとすることができます。
(ⅱ) (ⅰ)以外の定着長さは、40dとします。
(4) ブロック塀の横筋の末端部は、控壁に定着します。
ただし、定着長さがとれない場合は、末端部の縦筋にかぎ掛けとし、最上部は、下に折り曲げて定着します。
(5) ブロック塀の縦筋は、下部は基礎に定着し、上部は横筋に180°フックによりかぎ
掛けとするか又は90°フックで余長10d以上とします。
ただし、塀端部の場合は、壁頂の空洞部内に定着します。
ブロック積みにおける注意事項(前回の記事以外)
1.電気配管に関して
(a) 電気配管は,原則として、ブロックの空洞部を利用することとします。
(b) ブロック帳壁面に、やむを得ず溝掘り配管を行う場合は、ブロック積み後7日以上経過したのちとします。
溝掘りの跡は、モルタルを充填します。
ただし、化粧積みの場合は、溝掘り配管を行なってはいけません。
2.衛生配管用裏積みブロック積み
(a) ブロック積みの頂部は、転倒防止のために、壁つなぎ等の処置を行ないます。
ただし、積上げ高さが低い場合は、監督職員の承諾を受けて、これを省略することができます。
(b) 衛生陶器を取り付ける部分のブロックの空洞部には、モルタル又はコンクリートを充填します。
下記写真は、ブロックにて、屋上庭園の花壇を施工しています。
最近、屋上緑化工事等が話題になっていますが、某現場にて、屋上に花壇を設置することになり、ブロックを2段積み、曲線を描き、施工しました。
そのときの、施工状況です↓
(クリック拡大)

ブロック積みに、簡単正確な水糸張りガイド付き水糸!たくみ ブロック水糸 100mm用
建築用コンクリートブロックに関して記述します。
コンクリートブロックとはコンクリート製品の中の一つで、建築や土木などの設計図書では「CB」と省略され呼ばれています。
コンクリートブロックはその圧縮強度等によって、A種、B種、C種の3種類に分類されています。
C種が、最も性能が良いブロックです。
基本的なブロックサイズは390mm*190mmで、厚みは100・120・150・190mmと4種類になります。
形状では、おおきく分けて以下3種類になります。
1.空洞コンクリートブロック
2.化粧コンクリートブロック
3.型枠コンクリートブロック
建築工事において、建物内部の耐火壁部分、外構工事における塀等に多々使用されています。
コンクリートブロックは、工業製品として規格化されており、どこでも簡単に入手でき、かつ、施工管理もコンクリートを打設するよりも簡単であることから、以前より、広く一般に普及しています。
さて,施工手順ですが、最初に、ブロックを積む部分に墨を出します。
コーナー部分には,縦遣り方を作成し、水平に積むためのレベルを水糸等を使用し、一段ずつ、モルタルを詰めながら積んでいきます。
その際に、凝結を始めたモルタルは、使用してはいけません。
また、モルタルと接するブロックの面は,原則として,水湿しを行ないます。
横目地モルタルはブロック上端全面に,縦目地モルタルは接合面に,それぞれ隙間なく塗り付け,ブロックは墨に合わせ,通りよく目違いなく積んでいきます。
化粧積み面の汚れは,その都度清掃します。
横筋を挿入する部分には,横筋用ブロックを使用します。
また,横筋は縦筋との交差部の要所を結束線で緊結する必要があります。
縦目地空洞部には,ブロック2段以下ごとに,適切にモルタル又はコンクリートを充填します。
目地モルタルの硬化に先立ち,コテで押さえて目地ずりを行ないます。
化粧目地は,目地押えを行い,ちりが一様になるように仕上げます。
コンクリートブロックは目地をモルタルで作り一つ一つ積み上げていきます。
そのため、目地のモルタルの硬化時間があるため、1日にあまり高く積んでしまうとコンクリートブロックの重みで目地がつぶれてしまいます。
よって、1日に積み上げられる高さは8段(1.6m)までと決まっています。
最近、コンクリートブロック塀は地震時に倒壊の危険が指摘されています。
水平方向の外力に弱いという欠点があるのです。
適正な箇所に適正な施工をすることが大切です。
また、インテリアとして、ガーデニングとして、様々なデザイン・形・サイズのブロックも、製品化されてきています。
いろいろな使い方が出来るのではないでしょうか。
コンクリートブロックを積んでいる施工状況です↓

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