今回は、コンクリート打継止水材の「ゲルフィットロープ」を紹介します。

建築・土木工事における地下コンクリート等の、打継部位・ひび割れ等からの漏水を防ぐ止水材には、いろいろな種類があります。
そのなかで「ゲルフィットロープ」は、ビニロンメッシュ内のベントナイトが膨潤することにより止水するロープ状の材料です。

ベントナイトとは膨潤性が強く、吸水膨潤してついにゲル状になる粘土の一種で、微細な粉状のものです。
その主成分はモンモリロナイトというけい酸塩鉱物で、それが著しい吸水性・膨潤性をもっています。
水中に分散すると、粘性や比重を増やしてニカワ状になり、透水性がゼロになります。

止水材で最も大切なことは、信頼できる遮水です。
ゲルフィットロープは、ゲル化したベントナイトがコンクリートの打継部分の形状に対して、柔軟に対応し、水みちを完全に遮断します。
つまり、構造物の動き・ひび割れに対し、自動的にふさぐ効果、つまり自閉作用があるのです。

下記写真は、某現場にて使用した「ゲルフィットロープ」です↓
(クリック拡大)

 

 

 

 

こちらをクリックして続きを読む »


にほんブログ村 住まいブログ 建築工事現場へ にほんブログ村 企業ブログ 建設業へ

前回に続き、外構工事です。

今回は、インターロッキングブロックを紹介します。
インターロッキングブロック(Interlocking Block)とは、舗装に用いるコンクリートブロックの一種です。
インターロックとは「かみ合わせる」の意味を持ちます。

歩道・広場やパブリックスペース・駐車場などいろいろな場所にて、使用されています。
このブロックを使った舗装は、雨水が地中に浸透するため、都市型水害や地盤沈下を緩和する効果を合わせもちます。
地下水保全の透水性舗装材として「エコロジカルな舗装材料」とも言われています。

ただし、積雪寒冷地などで、ロードヒーティングの敷設面で使用した場合は、ブロック内の空気が路盤からの熱を遮断するため、アスファルトやコンクリート仕上げの路面に比べて、融雪が進みにくい欠点もあります。
また、ブロック間の目地から雑草が生えやすく、メンテナンスが必要となります。

それでは、インターロッキングの施工手順を説明します。

1.事前調査 路床、路盤、付帯設備、横断勾配などの確認をします。

2.路床工事 現状の床の不陸等不良箇所を、漉き取り、整地します。

すき取り状況です↓
(クリック拡大)

 

 

 

 

こちらをクリックして続きを読む »


にほんブログ村 住まいブログ 建築工事現場へ にほんブログ村 企業ブログ 建設業へ

今回は、建築工事では、外構工事に分類される「フェンス」の施工について、記述いたします。

フェンスの役割としては、下記が挙げられます。

  1. 目隠し・プライバシー保護(外からの視線をカット)
  2. 美観(植栽などを含め、家全体の色調やデザインを確定)
  3. 防犯性・安全性、風などから家の被害を減少
  4. 境界の明示(領域を分け、サインとしての役割)

皆さん方の周りでも、敷地と敷地、敷地と道路、自分の家と隣の家、自分の家と道路、歩道と車道などの間には、フェンスがあると思います。

そのフェンスの種類は、材質では、下記が挙げられます。

  1. アルミ製(型材・鋳物)
  2. 木製(天然・樹脂)
  3. スチール製(焼付仕上等)
  4. ステンレス製

下記写真は、某現場においての、スチール製のフェンスと、木製のフェンスの完成写真です↓
(クリック拡大)

 

 

 

 

こちらをクリックして続きを読む »
にほんブログ村 住まいブログ 建築工事現場へ にほんブログ村 企業ブログ 建設業へ

今回は、実際に現場で行われた「曳家」工事を、多くの工事写真と共に紹介いたします。

そもそも「曳家」とは、住宅など建物の移動に用いられてきた工法で、建物を基礎から切り離し、コロにより建物そのものには影響させないで目的の場所へ移築する方法を指します。
家を曳く(ひく)から、曳家(ひきや)です。

建物を移動する原因(理由)は、下記等が挙げられます。

  1. 都市計画により、道路拡張に支障をきたす。
  2. 土地区画整理などで、建物を移動する。
  3. 陽当たり改善のため建物の向きを変える。
  4. 立地条件の変化(隣地に支障、落雪など)
  5. 増改築に伴う、建物位置変更
  6. 建物の利用目的の変更(店舗に改修するので正面に駐車場が必要など)
  7. 敷地の有効利用(建物を持ち上げ、その下に駐車場をつくるなど)

同じ建物を曳くのでもいろいろな工法があります。
種類としては、土台揚げ工法、姿曳移動工法、腰付移動工法、基礎共移動工法が、広く施工されております。

1.土台揚げ工法
土台をH鋼またはレールで根固めし、油圧ジャッキを集中管理して揚家します。
建物の下で基礎を新設したり、基礎の補強をします。
新設又は補強した基礎にジャッキで下降させ基礎に据付けします。

2.姿曳移動工法(下腰工法)
H鋼およびレールを土台の下に設置して、油圧ジャッキを集中管理し、建物をジャッキアツプして基礎と土台を切離して、新設した基礎に家屋を移動させ、新設基礎に据付ます。
土台の下に鋼材を入れ建物を受け、移動する工法です。

こちらをクリックして続きを読む »
にほんブログ村 住まいブログ 建築工事現場へ にほんブログ村 企業ブログ 建設業へ
関連タグ: