今回の、東北地方太平洋沖地震にて、被災地で地震や津波の被害に遭われた方々へ、心からお見舞い申し上げます。
地震発生後、各地での状況を報道等で確認するたび、被害の大きさに言葉を失います。
私事ですが、1978年に起きた宮城県沖地震の際、私は学生で、福島県郡山市に住んでいました。
郡山駅前のビルのガラスが割れたのを記憶しております。
現在は、北海道ですが、妻の実家が福島県三春町です。
安否の確認はとれたのですが、普段の生活に戻るのは、まだかなりの時間が必要のようです。
下記、Googleサイトでは、今回の災害に関する情報や被害状況がリアルタイムで更新されています。
Google Crisis Response
一日も早い復興を切に願うとともに、なにより多くの人の無事を、お祈り致します。
前回に引き続き、カテゴリ-「35.産廃処理」を取り上げてみます。
また、000.建築関連法に、新しいカテゴリー「05.建設リサイクル法」を、追加しました。
さて、今回は、よくわけのわからない「クレダス」です。
私がよくわからないと書いた理由は、その普及率です。
いったい日本中の、どれだけの、どのような現場にて、このシステムが実際に、利用されているのでしょうか?
国土交通省に聴いてみたいものです。
さて「クレダス」ですが、その定義から。。。
クレダス(CREDAS)とは、正式名称「建設リサイクルデータ統合システム」といいます。
一言で言うと、建設リサイクル法により義務づけられた書類の作成のためのデータ登録等の機能を統合したシステムの事を言います。
CREDASが、何の略なのか?
調べてもわからなかったのですが、たぶん、Construction recycling data integration systemの略ではないでしょうか。
すべては、国土交通省のリサイクルホームページ「CREDASシステム」に、掲載されています。
その内容は、
1.概要
2.ダウンロード
3.インストール
4.操作方法
5.よく寄せられる質問
にわかれております。
さて、建設リサイクル法により義務づけられた書類に関して説明します。
「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(建設リサイクル法)では、対象建設工事について、発注者による都道府県知事への工事の事前届出(公共工事の場合は通知)を義務付けています。
また、「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づく国土交通省令では、発注者から直接建設工事を請け負った建設工事事業者は、一定規模以上の工事について、あらかじめ再生資源利用計画および再生資源利用促進計画を作成し、建設工事完成後、その実績を記録するとともに一定期間保存することとされています。
その工事とは、
ア 床面積の合計が80㎡以上の建築物の解体工事
イ 床面積の合計が500㎡以上の建築物の新築・増築工事
ウ ア・イ以外の建築工事で請負代金額が1億円以上の工事
エ 建築物以外の工作物の解体工事または新築工事等で請負代金額が500万円以上の工事
つまり、上記の規模以上の工事を行う際に届けなければならない書類の作成をするためのデータ登録等の機能を統合したシステムが「クレダス」ということになります。
建設リサイクル法に関しては、環境省のホームページにある、建設リサイクル法リーフレット[PDF 538KB]が、簡単で分かりやすく (マンガ絵挿入) 記載されています。
私は今でも、このリーフレットをしょっちゅう見て、リサイクル法に関して認識を確認しています。
本当に初歩のことですが、とても見やすいので、一度訪れてみてください。
国土交通省では、このシステムがもたらす恩恵として、
1. 記入者の各種様式の記入作業の軽減
2. リサイクル状況の迅速な把握
を挙げています。
つまり、「資源の有効な利用の促進に関する法律」および「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(建設リサイクル法)により義務づけられている書類の作成を電算上で行うことによって、記入者の負担の軽減等を図り、国土交通省が実施している「建設副産物実態調査」を効率的に行い、速やかにリサイクル推進のフォローアップにつながる。
このようなことでしょうか。
負担の軽減に本当になるのかは、クレダスシステム初心者の私としては、疑問符です。
このCREDAS入力システムにより、調査票を作成し、帳票として出力すること及びデータをフロッピーディスク 等へ記録することも可能です。
下記は、私が某現場において、実際に作成したクレダスの書類です↓
エクセルにてプリントアウトしたものです。
(クリック拡大)

結構、慣れていないせいもあったかもしれませんが、システムをダウンロードしてから、記載して完成するまで時間がかかりました。
CREDASでは、以下の様式のデータ入力に対応しています。
建設リサイクルガイドライン様式(再生資源利用〔促進〕計画書(実施書))
建設リサイクル法11条通知様式
建設リサイクル法10条届出様式/変更届出様式
建設リサイクル法第18条完了報告様式
今回紹介したクレダスのシステムは、直接関係の無い現場でも、上記の国土交通省のリサイクルホームページで、無償でダウンロードできますので、一度触ってみるとよいでしょう。
現在のシステムの動作環境は、
Windows98/Me*
Windows2000 Professional
WindowsXP
WindowsVista
です。
余談ですが、私が会社で使っているノートパソコンでは、最新のクレダスの画面下が切れてしまっていて、その部分に記載されている終了ボタンが使用できません。
ディスプレイの解像度は、指定されている1024×768以上なのですが、
これは、バグでしょうか?
もし、同じ症状の方がおられましたら、教えてください。
産廃処理に関しては、とても奥が深いので、今後このカテゴリーの記事を増やしてゆきたいと考えております。
いまさら人に聞けない「産廃物処理」の実務Q&A (基礎知識と実務がマスターできる いまさらシリーズ)
仕分や輸送・配送、保管まで多彩な用途に活用できます最強アスベスト廃棄用コンテナバッグ。 角…
皆さんの家の窓は、どんな形をしていますか?
どんな材質で作られているのでしょうか?
私の住まいは、樹脂サッシュです。
樹脂サッシュといえば、各メーカーがいろいろ製品を出しています。
TOSTEM、メルツェン、不二サッシ、エクセルシャノン、三協立山アルミ、大信工業、YKKap、AGC旭硝子、などなどですね。
外部と内部の境をつなげる開口部(窓・出入り口)に取付ける、これらの製品の材質は、アルミ製、スチール製、木製、樹脂製に大きく分類されます。
そのなかで、樹脂サッシは、1955年に西ドイツで誕生した省エネタイプの新しい窓です。
特に日本は、高温多湿の地域、厳寒多雪の地域などがあり、一年の中で気象条件の差が大きい為に、高気密・高断熱の樹脂サッシは、需要を伸ばしています。
私が子供の頃は、北海道の窓は、木製の二重窓だった記憶があります。
その後、外側アルミ製+内側木製になり、現在は樹脂サッシュ+ペア硝子が住宅の主流でしょうか。
マンション等は、外側アルミ製+内側樹脂サッシュも数多く見られます。
ただ、残念なことに「防火用樹脂サッシの認定不正問題」が近年発覚し、ちょっと水を差した感があります。
今後、よい製品を経済的な価格にて作り出してゆけば、必ず大きく成長する製品であり、それだけの供給が見込める分野だと感じています。
今回は、内窓として使用する樹脂サッシュを紹介します。
さて、その特徴です。
1.材質
樹脂で作られているため、防音・断熱・結露防止にすぐれています。
吸水性が無く清掃性が高いうえ、リサイクルも可能なプラスチックの素材の特性を十分に活かしています。
2.枠の二重構造
建具の上枠は取り付け枠と調整枠との二重構造になり、調整枠がスプリング効果で上下するため戸との隙間ができません。
3.レール
一般的に、下枠は一般的なレールと、箱型のレールの2タイプがあります。
箱型の利点は剛性・耐加重の面で有利になるなどの利点があります。
※戸車は溝ではなく箱の上面を滑ります。(平車、丘レール方式)
4.製作寸法
窓枠の右H寸法と左H寸法が違う場合、違う寸法のまま製作が可能です。
※最大寸法はW930ミリ×H2015ミリ、W830ミリ×H2215ミリ程度です。(各メーカーによる)
5.施工方法
現場にて採寸し、一貫工場から完成ユニットを納品して、確実な施工となります。
それぞれの家の窓に合うようなオーダーメイドタイプですから、新築の家に限らず現在一般に使われているアルミサッシの内側に取り付けることも可能です。
どの窓にもピッタリのサイズで仕上がります。
新築はもちろん改修として、現在の状態に簡単に増設できます。
取り付けも非常にスピーディで簡単です。
それでは、某現場における内窓樹脂サッシュの施工手順です。
最初に、材料搬入です↓
(クリック拡大)


続いて、施工状況です。
枠を取付けて、建具を吊り込みます↓
(クリック拡大)



これで完成です。
今後、樹脂サッシの断熱性能の向上とともに、高気密・高断熱、しかも結露の発生を抑える理想の窓として成長してゆくことでしょう。
そのような進化を願っています。
今回は、コンクリート現場試験の一つである塩化物含有量試験の「カンタブ」を紹介します。
塩化物試験に関しては、以前の記事「コンクリートの現場試験」にて、簡単に触れています。
今回紹介する「カンタプ」とは、コンクリート中の練り水に含まれる塩化物量を測定する試験紙のことです。
カンタプは、塩素分析のモール法を基本原理としています。
モール法とは、塩化物イオンの濃度が未知である試料水溶液に、濃度既知の硝酸銀水溶液を滴下して 難溶性の塩化銀の沈澱を形成させ、加えた硝酸銀水溶液の体積から、試料溶液の塩化物イオンの濃度を求める方法です。
このモール法に、ドライケミストリー(DryChemistry)の手法を導入して、精度を損なわずに操作を簡単にしたものが、「カンタブ」(塩分量測定計)です。
ドライケミストリーとは、特定の化学反応を起こす試薬が乾燥状態で用意されていて、そこに液体状の検体が添加されると、検体中の水分を溶媒として、試薬が含まれているマトリックスの中で反応が進行するものです。
カンタプは、塩素イオンが存在すると茶褐色の試薬が白色に変化することを利用しています。
この試験方法には、下記の特徴があります。
◆ 個人差がなく高精度で測定方法も簡単。
◆ 電極の校正等が必要ありません。
◆ セメントの種類に関係なく測定でき、記録の保存も可能。
◆ 持ち運びが容易。
◆ 電池やコード等の必要がなく、どこでも持ち運びができます。
◆ 維持費がかかりません。
カンタブの種類は、低濃度品と標準品があります。
それでは、使用方法です↓
① 試料のフレッシュコンクリートを適当な容器に採取します。
試料は、1ℓ程度で充分ですが、JlS A 1115 (まだ固まらないコンクリートの試料採取方法)等に準じて、測定するコンクリートの代表的な部分を採取します。
② 採取した試料にカンタブを倒れないように3本差込み(全長の1/3程度)、湿気指示部が暗青色に変化するまで侍ちます(約10分程度)
〔注:1〕カンタブは直射日光と水分に不安定なため、測定直前にアルミパックを破いて取り出し、測定は必す直射日光を避けて行います。
〔注:2〕カンタブの通気口部分が水に触れると湿気指示部が変色し終点がわからなくなるので、絶対に濡らさないように注意します。
③ カンタブの湿気指示部がオレンジ色から暗青色に変色したことを確認した後に、試料より取り出し、毛細管部分の色が茶褐色から白色(淡黄色)に山なりに変色した部分の頂点を0.1の位まで読み取ります。
湿気指示部の中心部が暗青色に変化した時点で測定は完了です。
④ カンタブの読みから添付の換算表を用いて、フレッシュコンクリート中の水に対ずるCℓイオン濃度を3本についてそれぞれ求め、その平均値を用いてコンクリート中の塩化物含有量を、計算します。
試験の注意事項です↓
① 換算表は、必事ず、箱についているものを使用します。
製造ロットごとに検定されていますので異なるロットのものは使用できません。
② 測定は必ず日影で行ないます。
③ 測定直前にアルミパックを破いてカンタブを取り出し使用します。
④ 湿気指示部は絶対に濡らしてはいけません。
⑤ カンタブの保管は、直射日光の当たる場所、および、湿気の多い場所は避けます。
⑥ 測定終了後もコンクリート中に差し込んだままにしておくと、検液が補給され、読みが大きくなりますので、測定終了後は、すみやかに取り出します。
⑦ 有効期限内に使い切ります。
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