コンクリート工事の見積書を、紹介します。
通常、コンクリートの材料の価格と、打設手間(コンクリートを型枠に流し込む作業)にかかる費用とに分けて、見積を作成することが多いです。
コンクリートの数量は、設計図書に示されている断面と長さにより計測・計算した体積を表し、各部分ごとに、調合種別、強度、スランプ、材料等により区別します。
数量を拾う際に、鉄筋及び小口径の管類によるコンクリートの欠如はないものとして計算します。
他にもいろいろ決まり事があります。
また、型枠工事を、コンクリート工事の項目に一緒に入れる場合もありますが、今回は分けて説明したいと思います。
まづは、下の見積もりを眺めてみてください。
2階建ての、RC(鉄筋コンクリート)造です。
わかりやすくするために、単価をあえていれてみました。
もちろん参考価格です。※実際とは異なりますのでことわっておきます。
全体的な価格のバランスを見ていただければと思います。
各詳細は、次回説明致します。
B 建築工事(単価、金額は参考価格)
| 番号 | 名 称 | 仕 様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 |
| 4 | コンクリート工事 | ||||||
| A | 捨コンクリート | 18-15-20 | 5 | m3 | 15,000 | 75,000 | |
| B | 基礎コンクリート | 21+3-15-20 | 50 | m3 | 14,000 | 700,000 | |
| C | 土間コンクリート | 21+3-18-20 | 20 | m3 | 15,000 | 300,000 | |
| D | 1Fコンクリート | 24+3-18-20 | 100 | m3 | 16,000 | 1,600,000 | |
| E | 2Fコンクリート | 24+3-18-20 | 90 | m3 | 16,000 | 1,440,000 | |
| 小計 | 5,115,000 | ||||||
| F | コンクリート打設手間 | 捨コン | 5 | m3 | 3,000 | 15,000 | |
| G | コンクリート打設手間 | 基礎コン | 50 | m3 | 2,000 | 100,000 | |
| H | コンクリート打設手間 | 土間コン | 20 | m3 | 2,000 | 40,000 | |
| I | コンクリート打設手間 | 1Fコン | 100 | m3 | 1,500 | 150,000 | |
| J | コンクリート打設手間 | 2Fコン | 90 | m3 | 1,500 | 135,000 | |
| K | ポンプ車損料 | 265 | m3 | 800 | 212,000 | ||
| 小計 | 652,000 | ||||||
| 合 計 | 5,767,000 |
最近、診断士の需要が高まっているようです。
先日の杭工事の見積書の続きです。
表の中の第1段階の小計までは、以前説明したように、一般的に、杭工事を取りまとめている商社から出てくる見積もり部分です。
本来は、もっと細部にわたり項目があります。
たとえば、発電機損料、材料積込/荷卸費、機械組立解体費、機械損料、人件費、雑資材費、などなど。
ここは、杭の種類が多種多様にわたり、原価をつかむのが難しい部分でもあります。
また、設計図書において、メーカー指定、工法指定の場合もあります。
表の下の部分は、杭工事に付随してかかる工事の費用をあらわしています。
まづ、杭芯出しとは、杭の打つ位置を鉄筋棒などを使い、しるしを付ける作業のことです。
杭を打つ目印のことです。
杭間ざらいとは、掘削の際に、杭の周りの土をきれいにさらう作業のことです。
つまり、杭工事は掘削工事より先行する作業であるため、杭を傷めないよう掘らなければならず、通常の掘削作業より手間がかかります。
また、杭の周りは、どうしても手作業になります。
そこで、杭間ざらい1本あたりいくらかかりますという費用を出すわけです。
次の、残土処分とは土工事にも出てきましたが、ここでいうところの残土とは、杭を地面に打ち込むことによって杭の周りに盛り上がって出てくる土のことを言います。
杭打ちの工法によって、いろいろですが、通常セメントなどが混じるので、すべて捨てることになります。
いわゆる産廃処理です。
最後に、杭頭補強筋ですが杭と基礎をつなぐ役目をする鉄筋のことを言います。
いろんな種類があるので、興味のある方は、調べてみてください。
これは、複合単価(土工事にて説明済)で表現していますが、材料と手間とに分けて作成する場合もあります。
ざっとですが、杭工事の見積書の内容としては、以上のようなかたちが一般的です。
今回は、土工事につづき、杭工事の見積書を紹介します。
杭工事とは、基礎が支持地盤までに到達しない場合に、杭を打つことによって、建物の荷重を地盤に支持させる工事のことをいいます。
大きく分けると、既成品の杭を打設する既成杭工法と、現場にて杭を構築する(コンクリート、鉄筋を用い製作する)場所打ち杭工法があります。
その中にも多種多様な工法があります。
下記の内訳は、既成杭工法の見積書を多少省略したものです。
土工事の場合と違い、小計にて、2つに分けてあります。
一般的に、建設会社が、杭工事を施工する場合、杭の材料メーカーと、杭を施工する会社を取りまとめている商社に、工事を発注します。
その部分を、内訳の小計の上の部分に記入しています。
それ以外に杭工事に関係している部分を下記の小計にまとめてあります。
それぞれの項目説明は、後日致します。
B 建築工事
| 番号 | 名 称 | 仕 様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 |
| 3 | 杭工事 | ||||||
| A | BFパイル | 300-400mm L=6m(B種) | 38 | 本 | ※※ | ※※※ | |
| B | BFパイル | 300-400mm L=7m(B種) | 26 | 本 | ※※ | ※※※ | |
| C | 杭運搬費 | 300-400mm L=6m(B種) | 38 | 本 | ※※ | ※※※ | |
| D | 杭運搬費 | 300-400mm L=7m(B種) | 26 | 本 | ※※ | ※※※ | |
| E | 工事費 | BFK工法 | 1 | 式 | ※※ | ※※※ | |
| 小計 | ※※※ | ||||||
| F | 杭芯出し | 64 | 本 | ※※ | ※※※ | ||
| G | 杭間ざらい | 64 | 本 | ※※ | ※※※ | ||
| H | 残土処分 | 52 | m3 | ※※ | ※※※ | ||
| I | 杭頭補強筋 | 64 | 本 | ※※ | ※※※ | ||
| 小計 | ※※※ | ||||||
| 合 計 | ※※※※ |
杭の工事監理チェックリスト
日本建築構造技術者協会 JSCA
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上框とは、一般的に玄関の上がり口で靴などを置く下の床部分と廊下や玄関ホールの床との段差部分に水平に渡した材料のことをいいます。
材種としては、木材(堅木、集成材など)、石材、人造大理石、ステンレスなどを、使用することがおおいです。
つまり、玄関は履物を履き替える場所であり、人の交通量が多く、外部のホコリや砂などを引きずるため、床材および上框には、耐久性が一番求められます。
木材の既製品の上がり框は、集成材で出来ているものが多く、種類も、オーク、メープル、パーチなど多種にわたっています。
石材も同じように、規格の既製品が多種多様にわたり、販売されています。
下の写真は、マンションの玄関についているステンレス製の上框です。
高さは、18cmです。
バリアフリーがうたわれるようになってからは、高さをほとんどとらない(2cm程度)框も増えています。
また、靴の履き替えが楽なように、ベンチ状の台を設置する例も出てきています。
現在、住宅部材メーカーでは、玄関キットとして、上り框・式台・下足箱などをセットにした製品を販売しています。
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