2010年08月16日>☆サイト更新☆>>おすすめ建築月刊誌 >>新刊8、9月号掲載
6 月 12
今回は、屋根防水工法のひとつである、HT工法を紹介します。
この工法は、工期短縮・コスト削減を特徴としている耐火・断熱防水工法です。
耐火木片セメント板、硬質ウレタンフォーム、アスファルトシート等との組み合わせにより、耐火等をクリアし、あらゆるムーブメントに対応できる防水工法といえます。
某現場にて採用した平面部の仕様です。
1.耐火認定ルーフデッキ 亜鉛鉄板
QL99-75-12G
2.HTフォーム50mm
920mm*1220mm
HTボンドB・HTビス
HTUワッシャー併用
4箇所/1枚
3.強力ストライプZ
4.アスタイトM
5.強力ハイキャップ
使用材料及び製造業者です。
下地材
QL99-75-12G 規格 板厚 1.2mm、板幅 600mm、
製造業者 JFE建材㈱
防水材
強力ストライプZ 規格 1m*16m
製造業者 田島ルーフィング㈱
アスタイトM 規格 25kg/袋
製造業者 田島ルーフィング㈱
強力ハイキャップ 規格 1m*8m
製造業者 田島ルーフィング㈱
一般的な納まり断面詳細図です↓
(クリック拡大)

さて、それでは施工手順を紹介します。
最初に、施工条件ですが、下記気象条件の場合は施工中止とします。
1.降雨時又は、前日予報で降水確率が70%以上で施工当日朝も変わらず降雨が予想される場合。
2.強風(10m/s以上)により資材の飛散が考えられるとき。
施工手順
1.材料納入
デッキプレートは、鉄骨建て方完了後、梁に荷揚げします。
その際、鉄骨骨組みに対する付加荷重の分散を考慮し、突風による飛落事故が生じないようデッキプレートを数枚束ね(積み重ね高さ1m未満)、個々の滑り落ちを防ぐとともに支持物にロープ等で硬く縛り付けます。
下記写真は、デッキ材料と、仮敷込状況です↓
(クリック拡大)

今回はここまでと致します。
次回はいよいよ、フローチャートをもとに手順を紹介します。
建築工事標準仕様書・同解説 JASS〈8〉防水工事
防水材・美装用トップコート(フラットタイプ)シートトップ#100 3kg
5 月 23
今回は、左官工事です。
床モルタル工法を紹介します。
これは床にモルタルを流し込み、下地を構築する工法です。
現在、床のモルタル下地、モルタル仕上げはずいぶん少なくなりました。
原因のひとつは、コンクリート金ゴテ一発押さえが、普及したことです。
この普及により、モルタル床のメリットが無くなりました。
「モルタル金鏝仕上げ」は、下地にコンクリートを打ってから仕上げとしてモルタルを流すことになります。
ところが、コンクリート金ゴテは、モルタルを流すのをやめて「コンクリートを打設して一発仕上げ」としたのです。
モルタル仕上げとコンクリート仕上げは、見た目はほとんど同じです。
耐久性はコンクリートの方が圧倒的に強いです。
モルタルはやがてひびが入ったり、剥離したりしますが、コンクリートはそのようなことは、ほとんどありません。
モルタル仕上げは、下地としてのコンクリートをならす必要があるので、コテ仕上げが二度になり当然そのぶん割高となります。
コンクリート一発仕上げならコテ仕上げも一回で済みますので、割安なのです。
精巧さにおいても、以前紹介した「トロウェル」等の機械により、一発仕上げとモルタル仕上げに大差は無くなりました。
そのような理由により、現在は床の改修工事とか、床ヒーティングのパイプ保護モルタル等において、この工法が用いられています。
モルタルのひび割れに関しては、セメントを用いている特性上、乾燥することによる収縮クラックが多くを占め、ある程度は防ぐことの出来ない問題でもあります。
ただし、現在いろいろな繊維混和剤が、出てきておりこのクラックを低減しています。
下記写真は、某現場にてモルタルに混入して使用した、クラックバスターという製品です↓
(クリック拡大)

この現場は、改修工事の一つであり、床をバリアフリーにするため、既存の木床下地を撤去して、ALC板の床に、モルタルを打設しました。
その時の、床モルタル塗りの手順です。
(1) 床面を平滑にし、清掃をする。
(2) デッキブラシ等で、セメントペースト等を床面に十分塗り付けたのち、直ちにモルタルの塗付けにかかる。
(3) 塗付けは、水引き具合を見計らい、定規通しよく、勾配に注意し、金ごてで平滑に塗り均し仕上げる。
下記写真は、モルタル打設用ポンプの設置状況です。
今回、4階建ての建物だったので、左官業者が所有しているポンプを使用してモルタルを打設しました。
発電機につないで動かします↓
(クリック拡大)

打設状況です↓
(クリック拡大)

このあと、木ゴテ、金ゴテ等を用い、下地を作ります。
最近は少なくなってきた工法ではありますが、左官工の腕の見せ所のひとつでもありますね。
フロアーシール サンケミカル 1kg エポキシ樹脂 コンクリート補修材
アローラインテフリック ステンレス仕上げ鏝150mm ()
最新コメント