この記事は、
金属屋根を検討している施主の方、
および屋根工事に関わる建築関係者向けに書いています。
なぜ金属屋根は雨漏りしにくいのか、
現場目線で解説します。
金属屋根なのに、なぜ雨水が中に入らないのか。
現場でよく聞かれるこの疑問には、きちんとした理由があります。
その答えが「ハゼ構造」です。
この記事では、実際の施工現場をもとに、
金属屋根が雨漏りしにくい仕組みを
できるだけ分かりやすく解説します。
動画での解説もあわせて紹介していますので、
文章が苦手な方でも理解しやすい内容になっています。
金属屋根はなぜ雨漏りしにくいのか?
金属屋根は、屋根材同士を単純に重ねているだけではありません。
最大のポイントは「継ぎ目の構造」にあります。
この継ぎ目部分を「ハゼ」と呼びます。
ハゼ構造とは?簡単にいうと
ハゼ構造とは、金属屋根の板同士を折り重ねて接合する構造のことです。
上から雨水が流れてきても、
この折り返し構造によって水が中へ入り込むのを防いでいます。
見た目はシンプルですが、
非常に理にかなった防水構造です。
なぜハゼ部分から水が入らないのか
ハゼ構造の最大の特徴は、
水の流れに逆らわない形になっていることです。
雨水は上から下へ流れますが、
ハゼ部分は水の進行方向と逆向きに折られています。
そのため、自然に水が外へ流れ、
内部へ侵入しにくい仕組みになっています。
現場で重要になる施工精度
ただし、どんなに優れた構造でも、
施工が雑であれば意味がありません。
ハゼの締めが甘い、
役物の納まりが悪い、
こうした点が雨漏りの原因になることもあります。
金属屋根は「構造+施工精度」が命です。
動画で実際の構造を見る
文章だけでは分かりにくい部分は、
実際の映像を見るのが一番です。
以下の動画では、
ハゼ構造を現場目線で解説しています。
まとめ|金属屋根が強い理由
金属屋根が雨漏りしにくい理由は、
ハゼ構造という優れた防水仕組みにあります。
そして、その性能を最大限に発揮させるのは、
現場での丁寧な施工です。
屋根工事を検討している方も、
施工に関わる方も、
ぜひ基本として知っておきたい構造といえるでしょう。
金属屋根の性能は、
構造を知っているかどうかで、
見え方がまったく変わります。
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