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内装工事の、置床(二重床)工法をマスターします!

2013年1月15日

置床工事は、以前の記事にも書きました。

2008年7月6日の記事、乾式遮音二重床(ユニットフロア)です。

カテゴリーは、21.内外装工事です。
置き床の特徴、長所短所、施工ポイントなどは、前記事を読み返してみてください。

今回は、たくさんの写真を交え、紹介します。

最初に材料の写真です。
万協フロアー製品の、支持脚で、シンプル構造のベーシックタイプです↓
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次に、支持脚に取り付ける床パネルの、バーチカルボード(イワクラホモゲン製品)です。
大きさは、206001820です↓
(クリック拡大)

続いて、施工手順を、紹介します。

準備として、スラブ面の清掃を、最初に行います。
叉、現況の寸法と図面との確認(特に高さ関係)、墨の確認を行います。

レベルを決定後、壁際に水平に根太を取り付けます。
これは、非常に大切な作業で、しっかり固定しないと、床鳴りなどの原因になります。

次に、支持脚をスラブ面に固定します。
専用接着剤を使用します。

床パネルを、支持脚及び根太に固定します。

固定には、スクリュー釘(38mm)またはビス(38mm)を使用します。

床パネルの短辺方向に水平器を置き、支持脚のボルトをドライバーで回して正確にレベルを出します。

敷き込み状況です↓
(クリック拡大)

最後に、レベルを再確認し、床の仕上げ材を貼付、完成です。
特徴をうまく利用することにより、快適な床仕上げが、可能となります。

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