それは、「福祉住環境コーディネーター(FJC)2級」です。
最初に、この資格がどのようなものなのか、説明します。
今後まもなく、日本の人口の4~3分の1が、65歳以上の高齢者となります。
そこで、この高齢化が進む中、福祉と建築の両方の知識を持ち、高齢者や障害者などの要介護者の住環境をサポートする必要性があります。
このニーズに応え、住宅改修や福祉用具に関する業務を行なう資格つまり、福祉住環境コーディネーター検定試験というのが、創設されました。
(1990年に東京商工会議所にて)
まだ、新しい資格ですが、今後益々多くの場所での活躍が期待されています。
資格を持っていると、可能になる具体的な仕事のひとつとして、
介護保険による住宅改修費支給申請に必要である「住宅改修が必要な理由書」の作成があります。
いずれにしても、注目される福祉の資格であることは間違いないと思います。
試験には、1級、2級、3級があります。
1級は、2級を持っていないと受けることができません。
わたしは、今年度第26回の2級試験を受講する予定です。
試験日は、今年の11月27日(日)で、受講料は、6,300円です。
合格基準は、15項目から100点満点中70点以上で合格になります。
マークシート方式で、五肢択一問題になっています
制限時間は、2時間です
正誤を判断する問題が多いのが特徴です。
2級の基準は下記です↓
- 3級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけます。
- また、各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力を求めます。
- 介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。
- 福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、建築による対応、福祉用具による対応等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できる知識・技能を有している。
詳しくは、「東京商工会議所 検定試験情報」に掲載されています。
ちなみに、2級の合格率は、50%前後、1級は、5〜6%のようです。
さて、勉強方法ですが、独学としました。
参考書は、2冊購入しました。
最初の一冊は、ユーキャンの資格試験シリーズの、「2011年版U-CANの福祉住環境コーディネーター2級速習レッスン」です。
Amazonより、内容抜粋します↓
東京商工会議所発行『公式テキスト 改訂版』に対応!
重要論点を「福祉」「医療」「建築」「福祉用具」の4編60レッスンにまとめて、ていねいに解説しました。
イラスト・図表を用いたやさしい文章で、はじめて学ぶ方にもよくわかる学習の基本書です。
また、理解度のチェックに役立つ確認テストを、レッスン毎に収載しています。
―おもな特長―
- 2011年1月発行、東商『公式テキスト 改訂版』にしっかりと対応しています。
- 重要論点に絞った構成-4編60レッスンにまとめて、わかりやすく解説。第18~25回の本試験分析も反映し、効率的な学習をサポート!
- 「用語」「プラスワン」などの欄外補足も充実。
- レッスン末の「チャレンジ!過去&予想問題」で、学習を終えたところから理解度の確認が可能。知識の定着につながります。
まだ、購入して、1週間ほどしか眺めていませんが、とてもわかりやすい内容になっていると感じています!
もう一冊は、東京商工会議所で発行している「福祉住環境コーディネーター検定試験 2級公式テキスト」です。
4,725円(税込)で、B5 サイズ、448 ページの、とても立派なテキストです。
これを全部覚える必要はないと言われているのですが。。。
購入は、アマゾン・楽天・ヤフー他いろいろ探してみたのですが、2011年改訂版は見当たりませんでした。
結局、直接、東京商工会議所から、購入しました↓
(クリック拡大)
試験らしい試験を受けるのは一体いつ以来でしょうか?
たしか、宅建を受講したのが、30代半ばでしたか。
そうなると、およそ20年ぶりです。
目的は、自己のスキルアップと、
建築士資格との共有で、多少、付加価値が上がるのではと、勝手に考えています。
頭の中はかなり、収縮していると思いますが、試験に向けて地道に勉強したいと思います。
試験を受けた時点で、もう一度お知らせ致します。
最終的に、今年度2級合格を目指し、来年度1級が取得出来れば理想なのですが。。。
【送料無料】U-CANの福祉住環境コーディネーター2級過去&予想問題集(2011年版)