杭打ち機を紹介します。
過去に杭関係記事は、2度ほど書いていますが、
<2006-09-13ー杭打機>
<2007-01-20ー杭材料工事写真>
今回は、杭打ち機に関して書きたいと思います。
数ある建築工事に関連する建設機械において、杭打ち機は大型機械のひとつです。
杭基礎を造成するために用いますが、種類としては大きく分けて、打撃系、圧入系、掘削系があります。
打撃系は、杭頭を鋼製のリングで割れないように補強したPC杭や鋼管杭の上から大型の打撃ハンマーを落下させたり、振動を用いて打ち込む杭打ち機です。
騒音、振動の問題があり、現在は街中ではほとんど使用する事がないです。
モンケン、ディーゼルハンマ、バイブロハンマ、油圧ハンマーなどがあります。
構造が簡単で、自走式の機材を用いることができ、扱いが容易であり、掘削土砂や泥水を発生させないメリットがありますが、固い岩盤への打ち込みは困難です。
圧入系とは、軟弱地盤や小型の杭の打ち込みに用いられる油圧式の圧入型の杭打ち機を使用した工法です。
一般的に、機械の自重以上の大きさの反力しか用いることができません。
振動や泥水が発生しませんが、固い岩盤などでは用いることができません。
最後に掘削系ですが、先端がスクリュー型をしたドリルのオーガドリルやビットを用いて地盤を掘削し、杭の先端部に高圧水(ウォータージェット)を送水して掘削することにより杭を建て込む杭打ち機を使用した工法です。
打撃系や圧入系の機械を併用することもあり、強固な岩盤や深い地盤への打ち込みが可能となるメリットがありますが、掘削に伴ない掘り出された土砂や泥水の処理を考慮しなければなりません。
また、周囲土圧により杭孔を内部崩壊から防ぐためのベントナイト液の処理が必要となります。
下記写真は、機械の先端に、オーガードリルを取付け、地盤を掘削する前の様子です。
既成コンクリート杭地業における、杭の材料の工事写真を紹介します。
一般的に、既成コンクリート杭には、RC杭とPHC杭があります。
杭工事の施工計画書の記載事項を、下記に示します。
工程表、杭製造業者名、施工業者名、作業管理組織図、杭種類、規格、寸法及び使用箇所、材料受入れ検査方法、地中埋設物障害物調査、施工機械仕様、施工方法、プレボーリングを使用する場合はその深さ、セメントミルク工法の場合は安定液、根固め液等の調合計画及び管理方法、杭配置図、試験杭位置、施工順序、継ぎ手の工法、長尺物の搬入経路、杭支持力の確認方法、支持地盤の確認方法、杭頭処理方法、安全対策、施工結果報告書内容、品質計画などです。
施工にあたっては、地盤状況、現場状況、設計支持力等を考慮して、杭を予定深度まで正しく、かつ安全に設置できる工法及び施工機械の選定が大切です。
また、最近は、騒音振動の問題から打ち込み工法は敬遠され、プレボーリング併用打撃工法等が用いられる事が多いです。
下の写真は、杭の外形寸法を確認しているところです。
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