既成コンクリート杭地業における、杭の材料の工事写真を紹介します。
一般的に、既成コンクリート杭には、RC杭とPHC杭があります。
杭工事の施工計画書の記載事項を、下記に示します。
工程表、
杭製造業者名、
施工業者名、
作業管理組織図、
杭種類、
規格、
寸法及び使用箇所、
材料受入れ検査方法、
地中埋設物障害物調査、
施工機械仕様、
施工方法、
プレボーリングを使用する場合はその深さ、
セメントミルク工法の場合は安定液、
根固め液等の調合計画及び管理方法、
杭配置図、
試験杭位置、
施工順序、
継ぎ手の工法、
長尺物の搬入経路、
杭支持力の確認方法、
支持地盤の確認方法、
杭頭処理方法、
安全対策、
施工結果報告書内容、
品質計画などです。
施工にあたっては、地盤状況、現場状況、設計支持力等を考慮して、杭を予定深度まで正しく、かつ安全に設置できる工法及び施工機械の選定が大切です。
また、最近は、騒音振動の問題から打ち込み工法は敬遠され、プレボーリング併用打撃工法等が用いられる事が多いです。
下の写真は、杭の外形寸法を確認しているところです。
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