当初は、建築記事のつなぎのために書いていたのですが、現在、建築記事数224、料理154となっています。
最近、料理の記事はちょっと遠ざかっています。
しかし、実際は料理のほうが、つぎからつぎと、新鮮な驚きとともに、記事を書く意欲をかき立てるのです。
何も知らないのであまり考え込むことなく、すらすら書けるのかもしれません。
建築関係の記事は、最近かなり悩むのです。
以前と、だぶっていないかとか、技術的に間違った記事になっていないかとか、読む側に立って考えるほど、なかなか筆が進みません。
そこで今回はちょっと趣向を変えて、建築と料理について思うことを書いてみます。
衣食住は、人間生活にとって欠かせないものであり、その中の食と住に関しては、ネット上でも情報が氾濫しています。
試しに、「建築と料理」で検索するといろいろなサイトが出てきます。
そのたくさんのサイトのなかで、共通のテーマが「建築と料理は似ている」という定義です。
これに関しては、私もその通りだと感じます。
料理の定義が、材料を切り整えて味付けをし、煮たり焼いたりして食べ物をこしらえること、
ということであれば、建築も材料を加工し、熱を加えるなどして、組み立てることです。
もちろん、見栄えも大切な要素の一つです。
ものを作る。。。このことにおいて、建築と料理は同じです。
おいしい材料を使えばおいしいものが出来る。
素材が良ければ良い建物が出来る。
素材の個性を生かし、調理・建築することで、さらなるおいしさ・住みやすさ・魅力を発見出来るのです。
もちろん、おのおのそれだけではありません。
料理は、我々の体に必要なエネルギーを与えてくれ、建物は我々をいろいろなものから守ってくれています。
どちらも理屈はいりません。
食べておいしい、住んで安らぐ。。。
そこに求めるものがあるのではないでしょうか。
世界のレストランの写真です↓
(クリック拡大)
あなたなら、どのスペースに魅力を感じるでしょうか。。
又、それぞれ両方とも、古代からの歴史があります。
「古代の食と建築物」
「歴史の中の食と建築」
「和食と大正建築」
「江戸文化の中の食と建物」
「イタリア料理と西洋建築物」
上に掲げたのは、私が今勝手に思いついた本のテーマです。
いくらでも考えられて、なおかつ、なんとなくありそうで、そして売れそうですよね。
建築用語と料理用語が同じものもあります。
代表的なのは「面取り」でしょうか。
他には、切る、たたく、混ぜる、小口、ダバラ、攪拌、などなど。。
そうです。。結論。。。
建築と料理はとてもとっても似ているのです。。。
とても心地よい空間(建築)で、とてもおいしい料理を食するのは、至極の幸せではないでしょうか。
建築基準法では、店舗の名称に関わらず、飲食が主であるものを「飲食店」といい、遊興(ゆうきょう:面白くあそぶこと)が主であるものを「料理店」といいます。
具体的には、通常のレストラン、割烹料理店などは、「飲食店」に該当します。
一方、「料理店」に該当するのは、いわゆる高級クラブ、キャバクラ、ホストクラブなどです。
「料理店」は、飲食物を提供するとともに、客を接待するために、主として異性の従業員を有します。
特に「料理店」については、一般的な解釈とは大きく異なり、風俗営業法(法令集参照)の「風俗営業」の対象となっています。