内外装工事

ソフト巾木取付状況(内装工事)

2008年8月16日

巾木取付を紹介します。

「巾木(はばき)」とは、床と壁の継ぎ目で、壁の最下部に取り付ける細長い横板を称します。

床と壁の境目となり、汚れたり、壊れやすい壁の下部を保護するのが目的です。

掃除機などが当たって破損しやすい箇所を保護しています。

また、部屋空間の色彩をコーディネート(壁と床)させるのも、巾木の重要な役目のひとつです。

通常材質は、ビニールソフト巾木、木製巾木が使用されています。

今回は、ソフト巾木について、記述します。

ソフト巾木は、木製に比べて、非常に安価です。

参考価格です↓
270 円/m(高さ60mm)
290 円/m(高さ75mm)
320 円/m(高さ100mm)

また、種類が非常に多岐にわたっており、部屋のトータル的なデザインを損なうことがありません。

傷つきにくく、よごれが取りやすい上、抗菌性もプラスされています。

施工が容易であることも特徴のひとつです。

一般的な、抗菌性軟質ビニル巾木の寸法です↓
60mm(高さ)×914mm(長さ)
75mm(高さ)×914mm(長さ)
100mm(高さ)×914mm(長さ)

それでは、一般的な施工法です。

下地が、ボード・モルタル・木・無機質板等の壁面を想定します。

1.最初に、巾木に糊を塗っていきます。

2.壁面にも糊を塗っていきます。

3.時間を置いた後、巾木を貼っていきます。

4.ローラーで圧着します。

ローラーがない場合は指で押さえていきます。

5.余分なところをカットして、完成です。

糊が乾くまでは、触らないようにします。

巾木を使用しない部屋は、まず和室です。

和室には、「畳寄せ」と呼ばれる木見切が畳と壁の間に取り付いており、押し入れ等には、「雑巾ずり」と呼ばれるこれまた木製の見切りがついています。

さらに、壁材が堅固なもの(石、タイル等)は、巾木の役目を壁が行なっており、取付けることはありません。

皆さんの住まいにおいても、和室およびタイル張りの部屋(浴室等)は、巾木が取り付いていないと思います。

以外の部屋は、全てに、巾木が取付いていると考えますが、その種類の中でも経済性を考慮すると、ソフト巾木の需要は非常に多いものとなっています。

上の写真2枚が、巾木と接着剤の材料の写真です。
下が、接着剤塗布状況と、巾木取付状況の写真です↓

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