よく町中の駐車場等が、単管で敷地を囲っている光景が見られます。
仮設と見られがちですが、敷地を明確にする役目を担っています。
今回は、そんな「単管柵」を紹介します。
結構、施工する機会も多いです。
あくまでも、単管をそのまま使用するわけですから、将来的に錆などが発生します。
錆止め塗装を、施工するのもひとつの方法ではあります。
また、基本的に土に差し込むだけですと、強度的な問題も発生します。
地盤の種類にもよります。
土や砂であれば、置き基礎などを埋めて、そこに立てる方法も考えられます。
当然、費用はかかってきます。
ここら辺は、その土地の役目などによるでしょう。
短期間の売地などでは、売れるまでの期間だけでよいわけです。
しかし、売った後に大きな基礎などがあると、今度は新しい土地利用の際に余計な費用がかかることになります。
施工方法は、このような柵の目的、役目、費用、等を検討し、決定する必要があります。
それではさっそく材料からです。
主要な材料は、単管、クランプカバー、単管打込用キャップ、単管ジョイント、単管キャップ、単管クランプ、
以上です。
下記写真は、某現場における単管柵の材料です↓
左側から、「単管」、「単管打込み用キャップ」、そのキャップ取付状況です。
(クリック拡大)
キャップは、単管にそのままの状態で刺すだけです。
このコーン状の打込み用キャップを使用すると、土中に打込むのがとても楽になります。
続いての材料は、単管同士をつなぎ合わせる(直線部分)「単管ジョイント」、単管が交差する部分に使用するクランプを保護する「クランプカバー」、単管の端部を保護する「単管キャップ」です。
クランプカバーと単管キャップは、第3者に対する事故防止に有効です。
ただし、簡単に脱着出来るため、盗難の恐れがあります。
写真左から、「ジョイント」「カバー」「キャップ」です↓
(クリック拡大)
最後に、「単管クランプ」の写真です。
クランプは、単管をつなぎ合わせる材料です。
直交と自在があり、90度に交差させてつなぐ時は、直交クランプを使用します。
90度以外の角度でつなぐ際は、自在クランプです。
例えば、単管柵を作成する場合、水平材と垂直材をつなぐ時には、直交クランプを使用し、
控え材などを、斜めにつなぐ際には、自在クランプを使用します。
某現場にての、クランプの搬入状況です。
(クリック拡大)
このような材料を使用して、単管柵は制作されます。
作業手順、完成写真等は、次回「単菅柵設置その2」と致します。
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