今回は、仮囲いについて、記述いたします。
以前の記事「仮囲い(万能鋼板)のカラクリを実際に検証してみた」の、続編です。
万能鋼板の中には、平らな形状のフラットパネルと呼ばれる種類があります。
凹凸がなく、白色の鋼板を使用することで、工事現場を美しく囲うことができます。
強度は従来の鋼板と同等に設計されており、連結部は、隙間が出来ることのないクランク構造になっています。
表面上の金具をなくし、外側からはずせない構造を実現したことで、従来の鋼板が抱えていた防犯上の問題点が解決されています。
叉、表面をフラットにしたことにより、通行人の衣類や身体の一部を引っかける心配がありません。
他にも下記のようなメリットがあります。
1.フラットパネルは、取付方法が簡単なので、一人で設置することが出来、作業効率がアップします。
2.出荷段階で焼付け塗装済みの製品が多いです。
3.表面は、錆びないことはもちろん、耐水性に優れています。
(長期間の使用の際にも、再塗装する必要はありません)
それでは、市街地で設置している状況を紹介します。
単菅で、下地を作っている作業状況です↓
(クリック拡大)
続けて、フラットパネルを取り付けている作業状況です↓
(クリック拡大)
完成です(左がゲート周り、右がフラットパネルです)↓
(クリック拡大)
角度が変えられる、専用パネルもあります。
(コーナー材)
このようにフラットパネルは、多少、通常の万能鋼板より損料はアップしますが、街中の工事現場では、昨今、かかせない資材となっています。
取付ける看板類も、以前の木下地+鉄板製ではなく、アルミ複合パネル3㎜などが多いようです。
皆さん方の街中の工事現場も、覗いてみてください。
なんといっても見栄えがまったく違いますね。
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