仮設工事

「地足場組立」基本中の基本論

2007年4月30日

地足場組立状況を紹介します。

現場において、基礎工事(地面より下の部分において手作業を行う)の際に、材料の運搬や作業用通路などの目的に使用され、地面に沿って低くかけた足場を、一般的に「地足場」と言います。

安全規則などは、通常の仮設足場と同じ考え方です。

作業にかかわるすべての職種(特に、鉄筋工、型枠工、コンクリート打設工等)において常に使用されます。

この足場を利用して基礎の鉄筋の支持(地中梁の主筋を番線等を使用し足場から吊る)に用いる事もあります。

多数多種の業者が作業を行う為、定められた強度のものを使用し、法規定に従い組立て、その安全を確保しなければなりません。

当然、安衛令6条の15に基づき、足場の組立て等作業主任者の選任が必要になる場合もあります。

製作は、枠組足場、単管足場等にて行われることがおおいです。

使用する材料は、単管組の場合、下記の資材が必要です。

敷板(木製合板等)、単管ベース、単管(各長さ)、クランプ、単管ジョイント、作業床用足場板(鋼製、アルミ製等)、釘、番線、ゴムバンド、安全標識、階段、昇降用タラップ等です。

仮設電線を引き込む事も多いです。

「地中梁通路システム」といったような仮設資材もあります。

仮設工事は、設計図書にうたわれてるわけではなく、作業効率、使いやすさ、安全性、経済性を前もって充分計画し、施工する事が大切です。

下写真にて、最も一般的な地足場を紹介します。
(クリック拡大)
地足場03

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