「鉄筋受架台」と呼ばれ、主に基礎における地中梁を組立てる際に使用します。
使用目的は、仮設足場の省力化および、施工費の低減、工程の短縮化等があげられます。
つまり、地中梁の鉄筋を組み立てるにあたり、周りに何もない状態ですと梁の高さがある場合は、何か支えるものがないと、組立困難になります。
そこで、仮設足場などから鉄筋を吊って支えたりするのですが、この商品を使用すればその必要がありません。
もちろん品代はかかりますが、すべての梁筋の上部に足場を製作することを考えると、安価になることが多いようです。
また、「ウマ」と言って鉄筋でコの字に作成し、脚を付け架台として使用する場合もあります。
高さ調整と組立解体は、柱部分に穴が開いており、そこにピンを刺して行います。
油圧式ジャッキで鉄筋を落とし込む製品もあります。
製品としては、ベースマン門型、ベースマン、キソエース、ハイキンスタンドなどなどがあります。
昨今、鉄筋工事に関しては、施工精度のより一層の厳しさが求められる傾向にあり、配筋の精度を緻密にするためにも、上手な仮設資材の使用が一つの手段でもあると考えます。
下の写真は、製品納入状況と、製品を使用しての鉄筋組立状況です。
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