先日に引き続き、建築工事の見積書について書きたいと思います。
現場経費という項目があります。
この中身は、見積書には、明記しないことが多いのですが内容としては、おおむね下記があります。
- 保険料(労災保険、労災上積み保険、工事保険、社会保険など)
- 契約印紙代
- 事務用品費(現場で使用する事務用品、事務機器、竣工写真、竣工図など)
- 福利厚生費
- 地代家賃(現場事務所を建てる地代、地方現場の現場員の家賃など)
- 旅費交通費(駐車場代、現場までの交通費、現場車のガソリン代など)
- 現場職員給料
- 会議費
- 雑費(地鎮祭、上棟式が含まれる場合もある)
会社により、他の項目をいれている場合もありますし、給料は、一般管理費などにいれる場合もあります。
いずれにしても、施工会社に尋ねる事が大切です。
次に、一般管理費ですが、会社を運営していくうえで必要な金額(維持管理費/利益)ということです。
通常、現場経費+一般管理費を総して、諸経費といいます。
つまり、トータル的に見積書(工事価格)というのは、
工事価格=工事原価+諸経費
=純工事費+現場経費+一般管理費ということです。
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