鉄筋工事

基礎における地中梁構築に用いる「鉄筋受架台」既製品を紹介します!

2007年4月28日

鉄筋組立工事において、使用する仮設資材を紹介します。

「鉄筋受架台」と呼ばれ、主に基礎における地中梁を組立てる際に使用します。

使用目的は、仮設足場の省力化および、施工費の低減、工程の短縮化等があげられます。

つまり、地中梁の鉄筋を組み立てるにあたり、周りに何もない状態ですと梁の高さがある場合は、何か支えるものがないと、組立困難になります。

そこで、仮設足場などから鉄筋を吊って支えたりするのですが、この商品を使用すればその必要がありません。

もちろん品代はかかりますが、すべての梁筋の上部に足場を製作することを考えると、安価になることが多いようです。

また、「ウマ」と言って鉄筋でコの字に作成し、脚を付け架台として使用する場合もあります。

高さ調整と組立解体は、柱部分に穴が開いており、そこにピンを刺して行います。

油圧式ジャッキで鉄筋を落とし込む製品もあります。

製品としては、ベースマン門型、ベースマン、キソエース、ハイキンスタンドなどなどがあります。

昨今、鉄筋工事に関しては、施工精度のより一層の厳しさが求められる傾向にあり、配筋の精度を緻密にするためにも、上手な仮設資材の使用が一つの手段でもあると考えます。

下の写真は、製品納入状況と、製品を使用しての鉄筋組立状況です。

鉄筋架台01 鉄筋架台03

RC構造物の終局強度と新しい耐震補強設計

 

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