建築物の、LGS開口補強が終わりました。
軽量下地の施工が終わった段階にて、木製建具の枠を取付けます。
枠を先に取付けることによって、次工程の壁下地石膏ボードの端部が隠れ、よりきれいに仕上がります。
軽量鉄骨間仕切壁への取付方法は、 枠周囲に隅を押さえ、間隔450mm程度に接着剤を用いてくさび
をかい、平金物を当て木製枠にネジビス留めが一般的です。
あるいは木製枠と補強材を貫通して,ボルト締め等にて、取り付けます。
昨今、木製建具は枠・本体がセットになった既製品が多数販売されています。
また、オーダーメイドにて、開き戸、引き戸を問わず、寸法、種類、形状、カラーバリエーション等、豊富に揃っています。
ほとんどすべての製品が、F☆☆☆☆のシックハウス対応建材です。
和室のフスマ・障子等の製品もあります。
引き戸は、下枠V型レール扉と、上吊りハンガータイプ扉があります。
枠の取付けにあたっては、水平・垂直・対角寸法等,正しく仮固定し,取付け精度を確認することが大切です。
また、枠回りの強度が不足な場合には,枠回りの見え隠れ部に,鋼製アングル材等による補強を行う必要があります。
下記写真は、両引き戸の枠の取付状況です。
建具本体のつり込みは、最後になります。
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