店舗新築工事で、床に600*600mmの、セラミックタイルを貼りました。
面積は、およそ1000㎡です。
貼付方法は、バサモル工法です。
バサモルタルとは、水分の少ないモルタル(砂 3~5 : セメント 1)でバサバサした感じに練り合わせたモルタルの事です。
タイル下地を作る時や、石の施工を行う時に使用されます。
作業手順です↓
最初に、下地を調整し、清掃します。
今回使用した材料です↓(クリック拡大)
今回は、砂・セメント・タイル材料を、ミニホイールローダーを建物内に入れて運搬しました。
タイルの割付けを、決定します。
施工図と実際の現場寸法を照合し、建物の基準墨からタイルの割付基準になる墨を決めます。
その際、各部分との取合い、切り物の寸法などについて確認します。
貼り始めると当然直しが不可能ですので、出隅入隅含め、綿密に調整します。
割付決定後、貼り始めのラインに、墨又は水糸を引き通します。
基準タイル張り
A.直角の基準をとるため、目地割りに応じ、縦横3~4m間隔に基準のタイルを貼ります。
B.バサモルタルが硬化する前にセメントペーストを敷き流し、ゴムハンマーなどを使用してたたき押さえをします。
セラミックタイル張り
基準タイル張りを行った区画内に、バサモルタルを敷き、基準タイル張りと同様にタイルを張り進めます。
目地部に盛り上がったセメントペーストを、その硬化を見計らって取り除きます。
硬化後、目地詰めをおこないます。
完成です!
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