
屋上における防水は、現在いろいろな工法が出てきています。
アスファルト防水は、以前からの一般的に一番信頼性のある工法ですが、この工法をもとに、外断熱工法および、環境問題に対応した工法などがだんだん出てきています。
アスファルト防水は、ルーフィングの組み合わせと層数を変えることによって、要求レベルに応じた防水性能を持たせることが可能であり、建物の種類と部位、耐用年数に対応して、適切な防水層を選択することが出来ます。
また、熱工法といわれ、溶融釜にて、熱溶融した液状アスファルトでルーフィングを積層させていく工法(2層〜3層が主流)です。
ただし、アルファルトの煙や臭気が発生するので、昨今の環境下ではその点が、難点ではあります。
アスファルト防水の他には、大きく分けると、シート防水、塗膜防水などがあります。
今回、下記写真にて紹介しているのは、全層改質アスファルトルーフィングの積層工法で、「BANKS工法」といいます。
「Build up Asphalt roofing Non Kettle System」の略です。
従来のトーチ工法の進化型ですね。
作業環境・周辺環境がクリーンで作業安全性が高い防水です。
溶融釜など大型機材が要らず、小型の工具で施工が出来ます。
防水工事は、奥が深く、進歩のスピードも速いので、これからもいろいろな種類の防水工事を紹介していきます。
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