代表的なものでは、鉄骨、サッシュ、金物、設備機器等が挙げられます。
これらは、製作時に工場で検査を行います。
そのひとつの、鋼製建具の工場における製品検査に関して記述いたします。
一般的に呼ばれている「サッシュ製品検査」は、施工業者、工事監理者(設計事務所等)が立会で、製品の製造過程および製作状況を確認します。
工場製品検査項目として、一般的に、寸法、雨仕舞、外観、色調、金具の取付状態、膜厚などを確認します。
最初に工場にて、一通りの説明を受けてから、視察します。
基本的に、現場納入予定のサッシュが予定通り、規定通り作られているかどうかを検査します。
現在の工場では、かなりオートメーション化が進んでいます。
寸法等は、数カ所対角線を、WH寸それぞれ計測します。
また、膜厚は、専用機器にて測定します。
下の写真は、某現場における製品検査状況です↓
左2枚が、スチールドアの検査で、右端が、アルミサッシュの寸法検査状況です。
(クリック拡大)
型材を切断したあとに、複雑な加工が行われます。
下記写真は、建具を加工する機械のひとつです↓
(クリック拡大)
それぞれの製品における検査項目を確認し、完了となります。
ともすれば、儀礼化してしまいがちな検査ですが、まえもって確認事項をまとめておき、疑問事項は積極的に確認し合うことが大切だと考えています。
今年最後の記事になりましたが、来年も又よろしくお願い致します。
皆様、良いお年をお迎えください。。
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