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左官工事 改修・改築工事

専門家が教えます!今こそグラウト(無収縮モルタル注入)工事を理解しよう!

投稿日:2011年6月19日 更新日:

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カテゴリー「26.改修・改築工事」の、2回目の記事です。

今回は、「グラウト工事」を紹介します。

グラウト(grout)とは、建設工事において空洞、空隙、隙間、目地、ひび割れ、などを埋めるために注入する流動性の液体のことです。

注入する作業を、グラウチング(grouting)、薬液注入ともいいます。

細かい隙間を充填するために、注入用材料として用いるのは、セメントペースト又はモルタル及び専用材です。

用途は、

地盤改良、岩盤の補強、湧き水箇所、コンクリート構造物のひび割れ補修、鉄骨・鉄筋の充填材、鉄骨柱等のベース下モルタル、補修材料の他、とても広いです。

建築物の、耐震補強などにも、よく用いられます。

つまり、

・RC造耐震壁による補強
・鉄骨ブレースによる補強
・柱の鋼鉄巻き補強など、

既存コンクリート部材と補強部材との間を接合するため、グラウト材(無収縮モルタル)を圧入・注入し施工します。

材料の注入する材料には、懸濁液、乳濁液、薬液(ケミカルグラウト)などの種類があります。

グラウト用無収縮材には、以下の特徴があります。

1. 施工が容易です。

モルタルの流動性が優れており、空隙のない完全なグラウトが可能です。

2. 構造物との一体化が図れます

空隙の発生を招くブリーディング現象がなく、適度の膨張性と長期に安定した無収縮により沈下、収縮を防ぎ、構造物との付着性を高めます。

3. 十分な耐力を有します

若材齢より高い強度を有し、長期強度の発現性に優れ、適正な養生により、打設後1日~3日で実用強度が得られます。

4. 高温・低温においても品質保持されます

高温時(35℃)、寒冷時(5℃)など厳しい外気下においても良質なモルタルが得られます。

5. 経済的です

優れた品質と良好な施工性から、総合的に工事費を削減します。

それでは材料の紹介です。

某現場において、グラウト用無収縮材として、「デンカタスコン」を使用しました。

デンカタスコンは、デンカが我国で初めて開発したカルシウム・サルフォ・アルミネート系膨張材を活用した、セメント系無収縮グラウト材です。

基本的な材料は、無収縮材、セメント、砂、水です。

それぞれの分量を計測して、グラウト注入材を作ります。

下記写真は、某現場にて使用した「グラウト」です(材料計量状況)↓

(クリック拡大)

圧送するポンプは、以前「床モルタル打設状況」で紹介した、モルタル打設用ポンプです↓

(クリック拡大)

 

 

 

 

実際に、某改修現場での、グラウト注入施工状況です↓
(クリック拡大)

グラウト注入は、現在、耐震補強工事を含め、いろいろな建築現場において、使用されている工法です。

適正な材料を、適正に使用し施工することが大切だと考えます。

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