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建築工事における「左官の見積内訳書」の作成方法(単純明快)

左官工事の見積書を紹介します。

最初に、外部と内部に分けます。

使用する材料の違い、作業環境の違いです。

この辺の考え方は、前回紹介した塗装工事と同じ考えです。

次に、作業場所、作業内容、数量、単価を入れていきます。

左官の代表的な作業のひとつに、モルタル塗りがあります。

熟練が必要なのですが、最近は、いろいろな乾式工法が出てきており、ひとつの建物の中でも、だいぶん減ってきています。

その中で、現在一番左官工事の大部分を占める作業が、床のコンクリート金ゴテ、壁のコンクリート補修ではないでしょうか。

左官工事は、塗装工事、内装工事等とは違い、作業の種類があまりありません。

大切な事は、作業場所と作業環境を考慮し、コンクリート押さえ、コンクリート補修、モルタル塗り、モルタル詰め等の単価を押さえることです。

そうすることにより、必然的に正確な見積もりが出来ると考えます。

また、材料と手間ですが、複合単価で、いれる事が多いのですが、セメント、モルタル等を、ゼネコン・商社等から、直接納入する事もあり、材料と手間とを分けて見積りを作成する事があります。

壁のコンクリート補修(下地処理)とは、コンクリートの表面(コンパネのジョイント部分)等をサンダー掛けを行い、補修材(セメントペースト)にて、補修する事をさします。

ここで、少しばかり難儀なことが起きてきます。

つまり、実際現場にて型枠解体後のコンクリートの状態なのですが。。。

解体時の角の面木の欠け、ジャンカの程度、躯体の精度、小さい気泡、目地棒の曲がり、表面の微妙なふくらみ、止め枠の欠損、などなど。

つまり、施工精度を保つために、補修するわけですが、責任の所在が微妙な部分が必ず起きてくるという事です。

場合によっては、見積もり時点から、躯体調整費、左官工常用などとして計上する事もあります。

躯体工事でもあり、仕上げ工事でもある「左官」という工種は、品質管理をする上でも、大切な作業であります。

下記見積書は、某マンションの左官工事です↓(いつものように単価は参考です)
細部説明は次回に。。。

追.じつは、塗装工事の見積書から、「Google Dogs & Spreadsheets」というGoogleのサービスを使用しています。

これは、GoogleがリリースしたWebベースのワードプロセッサソフトで、ワード、エクセル等をそのまま張り付け、ネット上で共有しながら、作業が出来るという優れものです。

まだ希望する表のレイアウトがうまく作成できていないのですが、これから引き続き使用しようと考えています。

B 建築工事 (単価・金額は参考価格)
名称 仕様 数量 単位 単価 金額
13 左官工事
<外部>
A 床  コンクリートコテ 防水下 352.8 m2 480 169,344
B バルコニー床 コンクリート金ゴテ 防水下 397.7 m2 510 202,827
D バルコニー゙排水溝モルタル金コテ 151 640 96,640
E 階段床 防水モルタルコテ t30 77.7 m2 1,900 147,630
F 階段蹴込 防水モルタルコテ t30 28.1 m2 3,200 89,920
G 壁  打放補修 タイル下地 2874 m2 600 1,724,400
H 壁   打放補修 塗装下地 345.3 m2 700 241,710
I 建具廻詰モルタル 防水モルタル 1361.4 680 925,752
<内部>
J 床  コンクリートコテ 46.8 m2 600 28,080
K 床  コンクリートコテ 貼物下 2007.9 m2 520 1,044,108
L 床  モルタルコテ 貼物下 103.8 m2 1,500 155,700
M 巾木  モルタルコテ H100 27.9 1,200 33,480
N 壁 コンクリート打放補修 クロス下 12.7 m2 800 10,160
O 壁 コンクリート打放補修 塗装下 250.7 m2 700 175,490
P 開口部モルタル詰め 259.2 650 168,480
値引 1 -213,721
合   計 5,000,000

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