今回は、以前2度紹介している「GL工法」について、記述します。
過去記事・・・
GL工法とは、石膏等と接着剤を混ぜて練ったものを団子状にして、コンクリート壁面に直接、グリッド状に点付けし、その上からプラスターボードなどを圧着する工法です RC造における、GLボンドによる石膏ボ−ド直張工法(石膏ボ−ドの石膏系接着剤による直張工法)です。
以前、10分で理解したGL工法(その2)
10分で理解するGL工法(内装工事)
「GL工法」とは、コンクリート面やウレタン面に、GLボンドと呼ばれる接着剤を使用し、石膏ボードを直張りする工法です。
以前の記事で、その長所・短所、施工手順などを説明しました。
今回は、さらに細かく写真等にて、記述します。
材料は、セメント袋(20kg)に入っています。
下記写真参照↓(クリック拡大)
この材料を水で混ぜ合わせ、団子状にして、コテで塗りつけます。
(上下左右にコテ圧をかけます。ボンドなのでくっつきます。)
団子の大きさは、10cm*15cm程度です。(塗布量を減らすことは厳禁です)
下記写真参照↓(クリック拡大)
その後、団子が乾く前に、ボードを貼り付けます。
貼り付ける際に、定規などを使用し、水平・垂直を取ります。
熟練された技術が必要です。
下記写真参照↓(クリック拡大)
GLボンドが充分に乾燥したことを確認した後、仕上げ工事(クロス・塗装など)を行います。
工期が短縮されるメリットはあるのですが、職人さんの人数が多くありません。
今後に期待します。
関連記事もご覧ください