金属工事

軽量鉄骨壁下地(内装工事)LGSの組立方法を教えます!

2007年2月19日

某マンションの、内装工事の、壁下地です。

現在、木造建築物を除き、ほとんどの壁下地が、LGS工法(軽量鉄骨)にて施工されます。

床と天井部分に、はわしてある材料をランナーと言います。

ランナー両端部の固定位置は、端部から50mm内側とします。

コンクリートスラブへの固定には、低速式びょう打銃を使用します。

そこにスタッドと呼ばれる材料を差し込み、半回転させて、立てていきます。

仕上げのボード類はスタッドに直接タッピングネジの類で取付けるため、間隔を精度よく立て込む必要があります。

スタッドは、ねじれの無いものを使用し、上部ランナーの高さに合わせて切断します。

上部ランナーの上端とスタッド天端の隙間は、10mm以下とします。

通常、下張りがある場合は、450mmピッチに、無い場合は、300mmピッチに立てていきます。


壁下地に用いる鋼材は、JISA6517の規定に適合する製品により、50形、65形、75形、90形、100形があり、高さにより使い分けられています。

スタッドの高さによる区分としては、
50形 高さ2.7m以下
65形 高さ4.0m以下
90形 高さ4.0mを超え4.5m以下
100形 高さ4.5mを超え5m以下
です。

ただし、50形は、RC壁等の片面仕上げの下地を想定しており、自立壁(間仕切り壁)の下地は適用外となります。

施工計画書には、下記事項を明記します。

  1. 工程表(室別、場所別)
  2. 製造所名、施工業者名及び管理組織
  3. 使用部材の種類、寸法
  4. ランナー取付け工具
  5. 開口部等の補強方法
  6. 養生方法
  7. 品質計画(作業のフロー、管理の項目・水準・方法、品質管理体制・管理責任者、品質記録文書の書式とその管理方法等)

下記写真は、某マンションのLGS壁間仕切り状況です。↓
(クリック拡大)

軽量間仕切01

 

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