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わたしは「シートパイル」が苦手なのです!(山留め工事)

「シートパイル工法」を紹介します。

この Sheet pile 工法とは、過去に何度か紹介している山留め工事の一種です。

山留めとは、地下構造物、埋設物等の施工中に、掘削の側面を保護し、地盤の崩壊や土砂の流出を防止するためのもので、親杭矢板工法などは、その代表的なものです。

シートパイルは、鋼矢板こうやいた)とも呼ばれ、凹凸があり、両端に継ぎ手がついている鋼板です。

今回、使用した材料の搬入写真です。

(クリック拡大)⬇️

シートパイル001

その特徴は、下記です。

  • 硬い地盤への打込みが可能であり,また引抜きも容易で反復使用にも適しています。
  • その断面形状により,U形,Z形,直線形,H形の4種があり,いずれも圧延によって製造されます。
  • お互いの板が緊結されるので、外周から流れ込んでくる水を、ある程度防ぐことが出来ます。(親杭矢板工法との一番の違いです)
  • 互い違いに組み合わせて、継ぎ手をつなげることにより「鉄の壁」ができ、土中に埋め込んで護岸や防波堤、岸壁を作るのに適しています。
  • シートパイルを土中に埋めこむだけで工事が完成します。ただし、高い技術力が必要になります。
  • 剛性があまり高くないため、壁体の変形が大きくなる点に注意が必要です。

 


 

わたしは、実は、数回しか、シートパイル工法を経験していません。

山留めといえば、親杭矢板工法の経験がほとんどなのです。

このことは、シートパイル工法が、地質・経済性などを含む条件が、不適合だったことが要因と考えています。

よって、経験不足で苦手なのです。

それでは、打設手順です。

使用した打設機械は、RX杭打機(SRX3000 油圧式オーガー削孔)です。

これは、油圧ショベル(0.7㎥~1.2㎥)のベースマシンに、多関節アームを取付、アタッチメントでアースオーガー高周波バイブロ(削孔注入/振動工法)を装備しています。

H形鋼、鋼矢板(シートパイル)を打設することが出来ます。

①バイブロハンマーにシートパイルを吊りこみます。

クリック拡大 ⬇️

②定規(リーダー)に合わせてセットします。

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③バイブロ振動で圧入します。

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sheetpile08

④所定の深さに到達したら、バイブロを停止します。

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シートパイル02

⑤チャックを解放し、打込完了です。

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打込が完了すれば、親杭矢板工法とは違い、そのまま掘削を進められます。

(矢板入れが必要なし)

ただし、ある程度の深さ・条件により、切梁・腹起しが必要になります。

これは、親杭矢板工法も同じです。

その後、地下躯体が構築されれば、埋戻しをおこない→シートパイル引抜きという流れになります。

引き抜きは同じ機械で、打込の逆手順で施工します。


 

掘削後、切梁施工中の写真です。

クリック拡大 ⬇️

シートパイル03 シートパイル04 sheetpile05

というわけで、苦手なシートパイル工事を紹介しました。

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