
漆喰(しっくい)とは、瓦や石材の接着や目地の充填、壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウム(消石灰)を主成分とした建材です。
その機能性の高さから、日本では社寺仏閣などで使用されることが多いです。
今回、使用した材料は、富士川建材工業㈱の「白い壁」です。
この材料は、漆喰壁を、現代の左官工事に適合するように「塩焼き消石灰」を主原料としています。
材料搬入状況です。 (クリック拡大)⇓
それでは、施工手順です。
1.着工前の、漆喰壁破損状況です。
(クリック拡大)⇓
2.既存の漆喰をはがし、下処理(接着剤塗布)をします。
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3.白い壁1袋(20kg)に、水約18ℓを加え 均一に練り合せます。
その材料を塗り込んでゆきます。
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これで、完成です。
とても、施工工程が短く、よい製品だと感じました。
日本漆喰協会の検査基準合格品でもあり、調湿効果があります。
材料の強アルカリによる抗菌・防カビ機能も優れています。
なかなか使用する機会がなかったのですが、いろいろ勉強にもなりました。
カタログは、下記です。
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