前々回の記事にて、「外構工事」という新しいカテゴリーを作成しましたが、今回「設備・電気工事」のカテゴリー項目を作りました。
じつは、設備と電気工事に関しては、工事写真及び資料が、たくさんたまっているのですが、今まで一度も記事にしたことがありません。
専門外ということもあるのですが、どうも魅力のある記事・写真にならないのです。

某現場にて、取付けたのですが、非常にきれいで感動しました。
そこでちょっといろいろ調べてみました。
そもそも、シャンデリア(chandelier)とは灯火を支持するための2本以上の腕木をもち、天井から吊下げられた照明器具を指します。
中性ヨーロッパの宮殿照明を起源とするもので、当時はろうそくを用いていました。
現在では、光源をたくさん使用し、器具本体と灯体が、アームを介し分離した多灯用の器具や、装飾性の強い豪華な大型照明器具を総称して、シャンデリアと呼ぶことが多いようです。
シャンデリアは、一般的な家庭では、パーツの交換や電球の交換、清掃・手入れ等に労力を要するため、敬遠されがちです。
しかし、そのインテリアの魅力に惹かれる人も多いのです。
シャンデリアの光源は2種類あり、白熱ランプが主になります。
しかし蛍光ランプタイプも多くあります。
白熱ランプの照明は色温度が高いため、ろうそくの色に近いオレンジ色が得られるため、雰囲気は元来のシャンデリアに似ています。
しかし、すぐに切れてしまうことなど、メンテナンス性に難があります。
一方、蛍光照明を利用したシャンデリアは長持ちし、明るいという特徴がありますが、シャンデリアの特有の雰囲気が薄れてしまいます。
シャンデリアはタイプにより、いろいろな種類があります。
代表的なものを紹介します。
1.アンティーク・シャンデリア
モダンでレトロな雰囲気を持っているシャンデリアがアンティーク・シャンデリアです。
洋館などに似合いそうなシャンデリアが多くそろっています。
アンティーク・シャンデリアは、照明効果がよく考えられている北欧建築によく似合うといわれます。
2.スワロフスキー・シャンデリア
光り輝くガラスやクリスタルが散りばめられているシャンデリアです。
スワロフスキー社はクリスタルガラスの大手製造会社であり、クリスタル・シャンデリアは世界的に有名です。
アロータイプとドロップタイプの2種類の形状があり、クリスタルカラーとブルーがあります。
七色に輝く宝石のような光を再現します。
3.ブラック・シャンデリア
ブラック・シャンデリアとはその名が示すとおり、黒いシャンデリアのことを指します。
アームや照明器具部分がブラックです。
4.ビーズ・シャンデリア
今回、私が現場で設置したのがこのタイプです。
ひとつひとつのビーズを手作業でひもに通し、取付けていました。
とてもいろいろな種類のクリスタル・ビーズを、ふんだんに散りばめたシャンデリアです。
まるで芸術工芸品を思わせるような装飾は大変美しく、一度見ると忘れられないほどの強烈な印象を与えます。
現場で取付けた3種類の、ビーズシャンデリアです↓(クリック拡大)
シャンデリアは、ガラスの種類によっても、2つに分けることができ、ボヘミアンとヴェネチアンという2つの種類があります。
施工的には、白熱照明と蛍光照明を問わず、鋳物や鍛鉄といった重たい金属で基礎部分やアームを形成しているものが多く、重量はかなりのものとなります。
よって、取付ける際に、設置する天井の下地部分に、補強が必要となります。
これを観て、感動しない人はいないのではないでしょうか、ビーズシャンデリアです↓
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