防水工事

鉄骨造の屋根を、ウレタン防水で施工しました!(建築工事現場)

2014年4月14日

今回は、S造2階建ての屋上に、ウレタン防水を施しました。

ウレタン防水に関しては、過去に4回記事にしています。↓

「ウレタン防水」一覧

この工法の特徴は、液状材料を塗布して成形するため、複雑な形状にも納まり良く防水層を形成できます。

使用したのは、㈱ダイフレックスの、DD-B-SPF工法です。

(DD断熱防水工法、寒冷地仕様)

以下、平面部の施工要領です。

1.下地処理(コンクリート下地)

油脂類などはシンナーで拭き取ります。

防湿層(ポリフィルム)を貼ります。

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2.断熱板敷き込み

規定の位置に、ハンマードリルにて穿孔後、プラスチックアンカーを打ち込み固定します

材料・・・アキレスボードAG ノンフロン(今回は50mm)

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3.DFボンドW塗布(ローラー・刷毛)0.3kg/㎡

シートを貼り込む部分に、ローラーにて均一に塗布します。

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4.PASシート張り込み(突き付け貼り)

DFボンド塗布後、PASシートを突き付けで、しわ・浮きなどの無いように貼り込みます。

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5.エバーコートSP-100吹付け(主材・硬化剤)2.0kg/㎡

飛散に注意して均一に吹付け、施工します。

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6.フレスコート#20塗布(ローラー・刷毛)0.2kg/㎡

規定の配合比で混合攪拌した、フレスコートを、ローラーにて均一に塗布します。

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他の防水工法とは違い、シームレス(継ぎ目無し)であることが、一番の特徴であり、そのことがこの防水の信頼性につながっているのではないでしょうか。

経済的に安価であれば、施工性・信頼性は充分確保されている工法(10年保証)であるので、今後、需要も大幅に伸びるのではないでしょうか。 

ウレタン塗膜防水施工マニュアル

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