コンクリート工事

コンクリート打設(6階部分)

2006年12月17日

以前、基礎部分のコンクリート打設を紹介しましたが、今回は某マンションの6階部分のコンクリート打設状況です。

天気がいいですね。

天候が極端に悪いとコンクリート打設は出来ません。

コンクリートの品質に関わる部分です。

中央にて青い服を着ている作業員が、ポンプ車の筒先(ホース)を持ち、その先から出ているのがコンクリートです。

周りの作業員が手にしているのは、高周波バイブレーターで、コンクリートの流動性を確保し、鉄筋と型枠の隅々まで、コンクリートが流れるように(ジャンカ等が発生しないように)、締め固めを行います。

写真には写っていませんが、建物の内部においては、コンクリートの充填状況を確認しながら、型枠をたたき、流動性を高める作業員がいます。

また、コンクリートが他の箇所に付着した部分を、清掃する作業員が数名。

合番といい、鉄筋の乱れを補修する鉄筋工、型枠の精度を保っている型枠工、設備スリブがきちんとコンクリート内部に配置されているか確認している設備工、電気配管の乱れを直す電気工などが立ち会い作業をします。

他に、コンクリート供試体作成のためにやってくる生コンプラント職員、打設数量/品質を管理するコンクリート配給商社職員などが、現場に顔を出します。

このように、コンクリート打設作業は、後戻りの効かない作業で、躯体工事における一大イベントでもあり、工程管理の一つの区切りでもあります。

つまり、「年内に7階のコンクリート打設まで工事を行います」などと言う工程管理をします。

また、コンクリートは『なまもの』であり、時間管理が品質に影響するので、コンクリートが出来上がってから現場搬入、打設、その後の温度管理など、充分な施工計画のもと管理することが重要になります。

コンクリート打設01
【くずは金物店】マキタ 充電式コンクリートバイブレーター VR251DRF SP

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