共通仕様書(社団法人公共建築協会)によると、軽量鉄骨下地は、金属工事に種別されます。
施工計画書なども、金属工事で作成することが多いです。
実際の施工は、内装業者さんに頼むことが多いのですが、軽量鉄骨下地だけ他業者にお願いすることもあります。
以前「軽量鉄骨壁下地」という記事を紹介しましたが、一般的に軽量鉄骨下地は、壁と天井に分けられます。
見積書の作成としては、下地の仕様により、単価が違うので項目をそれぞれ作成します。
通常壁の場合は、スタッドの幅(50形から100形迄あります)にて、天井の場合は、外部と内部により、野縁の大きさが19形と25形に分かれます。
壁の50形は、RC壁等の片面仕上げの下地を想定しており、自立壁の下地は適用外としています。
以外にも、下張りの有無により、下地材のピッチが変わり、単価に反映します。
他の項目として、開口補強があります。
壁の場合は、出入口等に水平垂直方向に補強材を取付けます。
天井には、点検口、照明器具、ダクト等が取り付くため、大きさにより野縁を切断して、補強野縁を入れます。
壁の場合は、補強材のm数に対して、単価を入れます。
天井は、○○○*○○○の大きさの開口1カ所あたりの単価を入れるのが一般的です。
下がり壁、天井役物、ライニングなども、特殊な細工になるので、形状がわかる様に記入し、単価を入れます。
最近は、耐火遮音壁(LGS100+PB15mm両面2重張)などもあり、項目に追加されます。
下の見積書は、一般的なマンションの例です。(単価は参考価格です)
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参考にしてみてください!
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