久しぶりの帳場の一日シリーズです。
今年の2月24日(定例会議)以来です。
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帳場の一日(その8)定例会議
出席者は、建主サイドが、○○開発課長、○○管理主任、○○食品営業部長、設計監理サイドが、○○設計室長、○○構造設計主任、現場サイドが、A所長、B副所長、C主任、○○電設課長、同現場担当者、○○設備部長、同現場担当者、○○エレベータ社担当者、以上です。
今回は、現場主任であるC主任と、B副所長が、施工図に関して、やり取りをおこなう場面を想定してみました。
C主任
B副所長
C主任
よって、今週中に目を通していただきたいのですが」
B副所長
「シャッターの図面も入っているのか?」
C主任
「はい。
シャッターは特に製作期間が厳守されていますので、確認願います」
B副所長
「わかった」
.......2,3日後........
B副所長
「主任、サッシュ施工図確認したので、ちょっと打ち合わせしようか」
C主任
「はい。
お願いします」
B副所長
「水産作業室部分の、窓のW寸法を30mm狭くしているのは、厨房機器の納まりから来ている数字なのか?」
C主任
「はい。
その通りです」
B副所長
「当然、法規関係はクリアしているんだな」
C主任
「はい」
B副所長
「定例の議題に乗せ、再確認するように」
C主任
「はい」
B副所長
「それと、次回定例に、サッシュの型材・サンプルを提出するように。
今回、スィングドアのメーカー指定は、無かったんだな」
C主任
「はい。
サンプルは昨日現場に届いているので、来週の定例に提出します。
ドアのメーカー指定は、一応ありません。
ただし、出来れば(価格的に折り合いがつけば)、○○町にある店舗を参考に△△商店のものを使用してくださいと、見積もり段階の質疑にて、××設計からの返答がありました。
今回は、△△商店で、何の問題もないということで、施工図を書いています」
B副所長
「わかった。
全体的に、寸法の間違い等は、付箋をしてあるので確認してみてくれ。
また、各テナントを仕切るパーティションの、位置的寸法は、テナント各担当者にも、最終確認してもらうように」
C主任
「はい」
B副所長
「シャッターボックスの袖パネルと、C通りB3小梁のクリアが5mmしかないが、施工精度的に問題があるようなら、最初から、D通り側にシャッター全体をあと5mmずらしたほうが良いのではないのか?」
C主任
「はい。
検討します」
B副所長
「マスターキーも含めた、キープランの根本的な方向性も、次回の定例にて確認するように。
また、X9通り側の、窓AW4のガラスが設計図書では透明なのだが、隣地にある住宅からの距離が短いので、カスミのほうがベターだと思うのだが、このことも次回の定例の議題にするように。
以上」
C主任
「わかりました。
それでは、検討も含めて施工図の訂正を行い、次の段階に進みます」
このように、施工図を確認する作業は、帳場の大切な仕事のひとつですね。
最近は、施工図を描くのは、完全にCADの時代になりましたね。
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